問題が書かれていませんが、09/11/29 17:19に質問されたものと同じとして説明します。
まず前提として、
x^a, sin(x), cos(x), tan(x), e^x, log(x)
などの基本的な関数の微分は理解されているとします。
これらに加えて、
積の微分:(fg)' = f'g + fg'
商の微分:(f/g)' = (f'g - fg')/g^2
合成関数の微分:y=f(u), u=g(x) のとき、 dy/dx =(dy/du)(du/dx)
を知っていれば、大体解けます。
例としてy = (sin(t))^3を解いてみます。
まずu=sin(t)とおくことで、y=u^3, u=sin(t) の合成関数と見ます。
このとき
dy/du = 3u^2, du/dt = cos(t)
なので、合成関数の微分法則より
dy/dt = (dy/du)(du/dt) = 3u^2 cos(t) = 3(sin(t))^2 cos(t)
(1)~(13)も同様にすれば解けるので、後は自分でやってください。
対数微分法は両辺の対数をとってから微分する方法です。
例としてy=3^xを解いてみます。
まずlog(y) = log(3^x)としたあとに左辺, 右辺それぞれをxで微分します。
左辺は合成関数の微分法則を使うことに注意してください。
左辺の微分は、
d(log(y))/dx = ( d(log(y))/dy )( dy/dx ) = (1/y) (dy/dx) ・・・( i )
右辺の微分は、
d(log(3^x))/dx = (xlog(3))/dx = log(3) ・・・( ii )
( i ), ( ii )より、
(1/y) (dy/dx) = log(3)
つまり
dy/dx = y log(3) = 3^x log(3)
(2)~(6)は自分で解いてください。