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チタンとステンレス
チタンを廃棄する際とステンレスを廃棄する際ではどちらの方が環境に与える影響が大きいですか? また、その理由はどうしてですか?
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チタンとステンレスは性質も用途も全く違います。例えるなら紙と鉄の環境負荷を比べているのと同じで、そうした比較は不可能ですし、また何の意味もありません。 両方とも技術的には100%リサイクル可能です。しかし、それが採算に合うかを考えたとき、スクラップの分別費や輸送費、更には溶かして再加工するときのエネルギーコストや手間、果ては再生製品の価格までをも考えなければなりませんから、実際のリサイクル率はどちらも100%にはならず、どうしても捨てられる分が発生します。 しかしリサイクル率の比較を平等にすることは困難です。例えば、たまたまその年ステンレスが沢山売れて、チタンがろくに売れず、リサイクルされた量がそれぞれ例年通りだったとしたら、ステンレスの方が当然リサイクル率は上がるわけですが、それでチタンはダメか、と決め付けることはできませんよね。 どうしても比較するのなら「同じ○○を作るときを想定」しなければなりませんが、チタンとステンレスではあまりにも違いすぎ、そうした想定は困難です。
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- ryuzin
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一般人ですので、正解かどうかまではわかりませんが、そのものを廃棄するという意味でしたら、その場合には恐らくはステンレスだと思います。チタンは元々地球に存在する物質なので、日常生活空間でもありふれた物質(取り出しやすさとか無視すれば)と言えると思いますが、ステンレスは合金ですので廃棄後の自然界での回収率がチタンより低いと思います。壊れやすさ(分解?)という意味ではステンレスの方が早いかも知れませんが。また、全体的な流通量ではステンレスの方が圧倒的に多いみたいですので、やはり、ステンレスの方が環境に与える影響は大きいとは思います。ただ、製造過程ではチタンの方が環境に与える影響の方が強いみたいです。