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ステンレスとチタン、どちらが錆びやすいのか?
- ステンレス鋼とチタンの比較をします。ステンレス鋼は耐腐食性に優れており、錆びにくい特徴があります。一方、チタンは耐食性に優れており、酸や塩基にも強いですが、一部で長期間使用すると微量の酸化が発生することがあります。
- ステンレス鋼とチタンの中で、より耐食性に優れているのはステンレス鋼です。ステンレス鋼はクロムなどの合金化元素を含んでおり、これによって錆びにくくなっています。チタンも耐食性は高いですが、ステンレス鋼ほどではありません。
- 質問の答えは、ステンレス鋼の方がチタンよりも錆びにくいです。ステンレス鋼は一般的に耐腐食性に優れており、酸や水分にも強いです。一方、チタンは耐食性が高いですが、一部で酸化が進行することがあります。
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ご質問をいただきましたので、私の知っている 範囲で回答させていただきます。それは、錆は どのようなものであるか、という定義の問題だと 思われます。もし単純に錆=酸化物で無いとしたら 空気中などでチタンの表面に形成される 酸化チタンの皮膜は錆ではない、と思われます。 どちらにしても通常の大気中や、また海水に触れた 場合、チタンの表面に形成される薄い酸化皮膜は 普通は、それ以上ほとんど酸化が進行しないので 鉄などの場合の錆とは異なると思われます。
- 参考URL:
- http://www.titan-japan.com/
ステンレスはピンからキリまでありますが、SUS316あたりのステンレスなら、強酸・強アルカリなどの特殊条件以外では大差はありません。チタンを選択するのは耐熱性か軽量性を目的とする場合が殆んどです。 参考URLは耐食性比較表です。 ご参考まで。
お礼
条件はそれほど厳しい状況ではないと考えられるので、材料費の安いほうを選びたいと思います。ありがとうございました。ホームぺージも大変参考になりました。
難しい質問です。 チタンは,海釣り竿のガイド(糸通し)に使っています。ステンレスだと錆びて,糸の出し入れがスムーズにいかないからです。釣り竿は,海水(NaCl)に接触しますから,主に塩素(Cl)によって腐食します。 同様に,海水や塩化化合物に触れる場合,特に流れのない個所で,ステンレスは「隙間腐食」を起こしますので,チタンを使用することがあります。優秀ですが,超高価です。
お礼
ありがとうございました。使用条件で腐食状況が変化するみたいですね。調べてみたいと思います。
単純に耐食性のことを言うならば、チタンの方が ステンレスよりは耐食性はいいのですが、錆び のことをもし、金属の表面にできる酸化物のこと をいうのならば、単純にチタンの方が錆びにくい とも言えません。 チタンの場合、表面に形成される酸化チタンの 皮膜が強固である結果として、ステンレス以上の 耐食性を発揮します。 理屈っぽい表現になってしまい申し訳ありませんが 錆と酸化が同義語であるならば、チタンの方が 錆びにくいとは言えないと思われます。
- 参考URL:
- http://www.titan-japan.com/
お礼
回答ありがとうございました。一つお聞きしたいことがあります。チタンはとても活性な金属であるために、すぐに酸素と結合して表面に酸化皮膜を形成します。この酸化皮膜は錆びと考えなければいけないのですか?
酸化皮膜の形成により薬品など酸への耐性が高く、同様の用途に多様されるステンレスと比較しても高い耐食性を誇ります。各種塩化物溶液、中性溶液、アルカリ溶液他様々な腐食媒体の存在する環境、化学プラントや船体、橋脚といった用途に用いられ、火力・原子力発電所でもチタン製タービンブレードが利用されています。 http://www.toho-titanium.co.jp/jp/ti/
お礼
ホームページを見ました。色々な特性が載っていまして、今後の開発に役立てていきたいと思います。ありがとうございました。
どのような使用条件でしょうか。 またステンレスもチタンも、空気中では表面に酸化膜を生成し、それ以上の酸化が進まなくなるので、一般的に言われる目に見える錆が発生しないだけです。 これは使用条件によって変わってきます。
お礼
詳しい使用条件はわかりませんが、空気中だと考えられます。今後、参考にさせていただきたいと思います。ありがとうございました。
お礼
丁寧な回答ありがとうございました。錆についての知識が足りないので混乱していました。ようやく謎が解けました。ありがとうございました。