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二酸化チタンと酸化チタンの違い
こんにちは。はじめまして。 最近手作りの化粧品を作っているのですが、「日焼け止め」も作ってます。クリームになるベースを作って、そこに「二酸化チタン」をまぜて日焼け止めとするのですが、ある材料ショップで「二酸化チタン」ではなく「酸化チタン」の名前で販売されていました。化学式はTiO2でまったく同じで「酸化チタン」と「二酸化チタン」は同一のものである、という説明が書いてあります。 また、ある本では「二酸化チタンには光毒性があるが、酸化チタンには毒性が確認されていない」との記述があるそうです。(成分表でわかる買いたい化粧品という本) 自分でオンラインで調べてみたところ、化学式が同じでも結晶構造によって用途が違うと書いてあるページを見つけたのですが、化粧品用に日焼け止めとして「二酸化チタン」と表示がある商品は、いったいどれにあたるのでしょうか?また、結晶構造が違うという理由で、化学式が同じあっても、人体に与える影響があったりなかったりするのでしょうか?? 化粧品の化学に詳しい方がいらっしゃったら教えていただきたいのです。 よろしくお願いいたします。
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> 化学式はTiO2でまったく同じで「酸化チタン」と「二酸化チタン」は同一のものである そのとおりです。化粧品の原料として使われる二酸化チタンのことを,単に酸化チタンと呼ぶこともあります。両者は区別されずに使われています。 > 「二酸化チタンには光毒性があるが、酸化チタンには毒性が確認されていない」 よって,この記述は間違えております。 > 化学式が同じでも結晶構造によって用途が違うと書いてあるページを見つけたのですが これが正しい記述です。組成式が同じ TiO2 でも,結晶構造が「ルチル型」の場合は光不活性,「アナターゼ型」の場合は光活性で,光活性なアナターゼ型は光照射によって水や有機物を分解します。光触媒と呼ばれている現象です。 > 化粧品用に日焼け止めとして「二酸化チタン」と表示がある商品 これは不活性なルチル型です。日焼け止め以外にも,ファンデーションのベース,絵の具やペンキの白色顔料にも用いられます。 > 結晶構造が違うという理由で、化学式が同じあっても、人体に与える影響があったりなかったりするのでしょうか?? アナターゼ型には強力な光酸化作用がありますので,皮膚に塗布すると光毒性皮膚炎になる可能性があります。
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二酸化チタンの結晶構造に関して、以下の参考URLが参考になりますでしょうか? 「二酸化チタンとは」 ◎http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/10/02/980205.htm (バルーン状酸化チタン微粉末を開発) ●http://mdi.mochida.co.jp/pm/yt0004.html (化粧品のの成分の作用・用途) ご参考まで。
お礼
ありがとうございます! 遅くなってスミマセンでした!
お礼
お礼が大変遅くなりすみませんでした! とっても助かりました、ありがとうございます!