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電子回路で扱われる四端子定数(Fパラメータ)について

 電子回路で出てくる四端子定数(A,B,C,D)と言うのは、具体的にどういった使い方が出来るのでしょうか?  現在自分は、各定数を計算で求めることはできます。またこの定数が分かるとその回路をブラックボックスとして扱えるという事も知っているのですが、具体的にこの定数はどのように使えばいいのかが分かりません?  なおFパラメータだけでなくZパラメータやY、H、K、G(自分はこれしか知りません)、のように解答しやすい他のパラメータでも構わないので、ぜひこれらのパラメータの具体的な使い方を教えてください。お願いします。  特に急いではいませんので、暇な時に答えていただければ幸いです。

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回答No.1

Fパラメータは「縦続行列」とも呼ばれているとおり,複雑な回路を要素回路ごとの縦続接続に分解し,回路の特性を求めるときに使います. どちらかと言えばアナログ回路設計では必須の知識です. 質問者の背景がわからないんで何とも答えようがないんですが,将来回路設計を生業にするつもりが無ければ,単位が取れる程度に勉強しておけばよろしいかと. 将来回路設計をする可能性があるんだったらこの本を持っていると,いろんな回路のFパラメータが載っていて役に立ちます. http://www.amazon.co.jp/dp/4339000795 Fパラメータを使用した回路解析については,ここのトップにある http://www.ieice.org/jpn/about/rekidai/chojitushou.html 歴代著述賞受賞者一覧 第7回(昭和33年度) 電子回路I~V 共立出版 川上正光 に一杯出ています. I~IVまでは真空管回路ですが,Vはトランジスタ回路でFパラメータを使用して解析しています. Fパラメータだからhfeでは無くgmを使用しているため,ICの内部回路解析でも違和感がありません. この本は当時のベストセラーですから,神保町の明倫館等の古書店をのぞくと時々5冊揃えで出ていて入手は用意です.

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