- ベストアンサー
日本人にとっての海外旅行
日本人にとって海外旅行っていつから当たり前になったのですか? 戦後? 戦前はまず無理ですよね? としたら1950年くらいからでしょうか?
- みんなの回答 (13)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
No.6です。 詳しく説明します。 日本での一般人海外渡航解禁は1964年です。これにより誰でも申請すればパスポートが取得できるようになりましたが、資産証明書又は海外渡航契約書を添付して申請する必要がありました。また、海外渡航には20万円以上の現金持ち出しが禁止され、海外から持ち帰る規制物品として時計(3個まで)があります。時計はその後解禁となりましたが、基本システムは1992年に改正されるまで変わっていません。 1992年、機械化されたため発行がたやすくなり、資産提示又は渡航契約書の提出は不要となりました。 1995年、1回旅券が廃止されて5年と10年に変更されます。同時に三国人規定が改正されました。この改正は円高(1ドル80円台)の影響があって海外渡航が急激に伸びたため、1回旅券の需要が無くなったためです。 1996年、団体旅行よりも個人旅行が一般化し、この頃から大手旅行代理店も格安航空券の販売を開始します。 No.8さんが79年にロサンゼルスへ行く時、旅行代理店へ行く前にパスポート申請は出来ましたか?出来なかったはずですよ。パスポート申請の時に渡航契約書を持っていってるはずです。 ちなみに何故、詳しく覚えているかと申しますと、私が初めて海外に行ったのはソウルオリンピックの交流団での派遣でして、その際に旅行代理店から「この書類はパスポート申請に必要な書類なので大事にしてください」と、念を押されたためです。現在は何時でも申請できます。 また、ビザの免除は1990年代(92年改正だったと思います)入ってからで、これと円高が相まって当たり前の海外旅行が始まったのです。 No.8さんの事例は一般人では無く、経済に余裕のある方の事例です。70年代はヨーロッパ渡航費40万円(父が仕事で3回海外に行きました)です。航空会社も海外はJALしかない時代(ANAとJASへの海外路線解禁は86年)で、ジョニ黒は高級酒、海外土産を貰うのがステータスだった時代です。80年代の一般的日本人はテレビで海外を眺め、何時かは行ってみたいなぁと思っていた時代ですよ。88年の韓国渡航費は航空券5万円、滞在費が10万円かかっています。それも国からの補助金があって…98年に再度渡航した時は航空券が2万円でした。
その他の回答 (12)
- nemosan
- ベストアンサー率22% (582/2598)
『兼高かおる世界の旅』というTV番組が始まったころは、 まだ民間人の海外渡航が自由にできなかった時代だったらしい。 http://www.tbs.co.jp/tbs-ch/lineup/i0045.html
お礼
ありがとうございます。参考になりました。
- tknaka
- ベストアンサー率45% (225/491)
「当たり前」の定義は何でしょうか?
お礼
一般的になってきたと言うことです。
- 1
- 2
お礼
お詳しいですね。 大変参考になりました。ありがとうございます。