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構造式の決定

構造式の問題です。 時間をかけて解いてみたのですが、解けませんでした。 よろしくおねがいします。 C,H,Oからなりエステル結合としてのみ酸素を有する分子量208の物質Aがある。Aの0.1molを完全に加水分解させたところ炭素数の等しい酸性物質X,Yと塩化鉄(III)により呈色する物質Zが等mol得られ、その総質量はAの0.1molよりも3.6g増加していた。後にXは食酢の主成分であることが判明した。 1)Aの炭素数は何個と推定できるか 2)Aの推定される構造式を1つ書きなさい という問題なのですが、A0.1molで3.6増加しているので1molで36g、つまりエステル結合は2つでOが4個ということとXがCH3COOHであることしかわかりませんでした。 答えだけでなく解法も詳しく教えていただけると助かります。 よろしくおねがいします。

みんなの回答

  • htms42
  • ベストアンサー率47% (1120/2361)
回答No.2

Xが酢酸であることは ・C、H、Oを含む酸 ・食酢の主成分 ということから推測できます。 Yは ・Xと炭素数が同じ酸 X=Y です。 (エステル結合部分以外には酸素が存在していないのですからYは-COOH以外にはOを含んでいないはずです。) Zは塩化鉄(III)の呈色反応ということからフェノール性の水酸基を持っています。 Aの分子式はCnHmO4です。 CnHmの部分で式量は144です。 炭素はベンゼン環で6つ、X,Yで4つです。ベンゼン環に炭素の枝が付いていれば1つ増えます。 (12×12=144ですからm>0よりn<12です。)  側鎖がなければn=10 m=14になります。    X,Yで水素は6個、ベンゼン環で4個合計10個です。    14個も水素が付くことは出来ません。 ∴n=11・・・したがってm=12になります。  ・・・炭素1つを含む側鎖がある  エステルを作る条件から水酸基が2つあります。  その水酸基の少なくとも1つはフェノール性です。  考えられるZの構造は   ・ベンゼン環に-OHが2つと-CH3がついたもの   ・ベンゼン環に-OHと、-CH2OHのついたもの AはZの酢酸エステルです。 Y=Xがしっくり行かないところです。 でも問題文ではこの可能性を排除していないはずです。

  • gohtraw
  • ベストアンサー率54% (1630/2965)
回答No.1

 塩化鉄(III)により呈色する物質Zはフェノール類と推定されます。Xが酢酸で、Yはこれらとエステルを作るのだから、カルボキシル基と水酸基を持つC2化合物ということになります。Aはエステル結合以外に酸素を持たないのでYはHO-CH2-COOHと推定できます。  元のエステルの分子量が208なので、加水分解後の分子量の合計は208+36=244となるはずです。一方Zをフェノールとすると分子量の合計は94+60+76=230となり、14不足します。この不足分はZの炭素を増やすことで補うと考えればAの推定構造が判ります。  

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