- ベストアンサー
ガスクロ分析のための検量線作成について
熱伝導形検出器の付いたガスクロマトグラフで試料中のアクリル酸エステル(炭素数13)の量を分析したいのですが、試薬会社やメーカーさんを回っても炭素数12のものしかなく、13のものは入手不可能でした。そこで質問ですが、炭素数12のアクリル酸エステルで検量線(X軸をピーク面積、Y軸をmol)を書き、これを用いて試料中の炭素数13のアクリル酸エステルの量をmolで割り出す、ということは可能でしょうか?なお、炭素数13のものの構造は、炭素数12の構造の炭化水素鎖先端に-CH3が1個新たに付加しただけの違いです。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ご質問を要約すると「C12 と C13 の熱伝導率は同一であると見なせるか?」となりますよね。考え方だけ提示させていただきます。 C12 と C13 との分子の定積比熱の差,そして分子サイズ(衝突断面積)の差を調べ(調べられなければ常識的な範囲で適当に定め),参考 URL にある式 (6) に代入してみるのが良いかと思います。はじめに定めた比熱や衝突断面積の誤差が,最終的な値(ここでは試料濃度?)にどの程度伝播するのかを見積もっておけば,測定結果の確からしさを判定するも可能でしょう。 PS.実際に検量線を作成されるのが,もっとも正確だと思いますが…。
お礼
早速のご教示を有難うございます。そうですね、あれこれ考えるよりも、実際に検量線を作ってやってみることにします。