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酸と塩基の中和について

危険物取扱者試験の勉強をしていますが化学でつまずいています。 【問題】 『80gのNaOHを水に溶かして1Lの水溶液にする。  この溶液10mLを濃度不明の酸で中和したら25mL要した。  この酸の規定度はいくつか。原子量はNa=23、O=16、H=1』 【答え】 『0.8規定』 HaOHの分子量は40なので80gでは2molで濃度は2mol/L、つまり 濃度2mol/Lの1価の塩基HaOHの溶液10mLを25mLの酸で中和することはわかりました。 『塩基の(濃度×価数×体積)=酸の(濃度×価数×体積)』 で解こうとしても酸の濃度と価数がわからないので答えが出てきません。 解き方を教えて下さい。お願いします。

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  • Ichitsubo
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回答No.1

濃度×価数を規定度といいますので、その分からないもの同士をかけ算したnを求めるとよいでしょう。 #どうでも良いことですが、規定度というのは現在使われなくなってきた尺度で、単位「規定」も使わないことが推奨されています。 なのに消防法は古いまま……

atimoty
質問者

お礼

規定度=濃度×価数なんて初めて知りました。私の持っている参考書にはどこにも載っていませんでした。ありがとうございます。

その他の回答 (3)

  • htms42
  • ベストアンサー率47% (1120/2361)
回答No.4

規定度は酸、塩基を全て一価に換算して濃度を考えたものです。 >解こうとしても酸の濃度と価数がわからないので答えが出てきません。 酸の種類が分からないからこそ当量(相当量、squivalent)という取り扱いが有効になるのです。 1L中に1eq含まれたいれば1規定(N)です。 酸の1eqと塩基の1eqは中和します。 n(N)×V(L)=n’(N)×V’(L) これで酸の規定濃度がわかります。 具体的な酸の種類(塩酸、硫酸、硝酸、・・・)が分かればモル濃度に変換できます。 塩酸と硫酸が混ざっている場合にも使うことが出来ます。 (消防法で規定度を使っているのは酸の種類を問わない、混ざっていても構わないというところに理由があるだろうと思います。 工場が火事になった場合などに対応するのですから実験室で試薬として利用するのとは立場が異なります。)

atimoty
質問者

お礼

専門的な意見ありがとうございます。

  • ORUKA1951
  • ベストアンサー率45% (5062/11036)
回答No.3

ちょっと書き直す。こう書くほうが本当かも・・ NaOHの分子量は40なので80gでは2molでNaOHは価数1なので、濃度は2規定/L、それと中和するために、25/10倍の酸が必要だったので、酸の濃度は2(規定)=n規定×25/10  両辺に25/10をかけると 2(規定)×(10/25)=n規定  今のモル濃度よりはるかに計算は楽だけど、応用が利かないので今は使わない。

atimoty
質問者

お礼

計算式がわかりました。ありがとうございます。

  • ORUKA1951
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回答No.2

規定度とは古いですね。化学ではとっくに使わなくなった概念。 価数は関係ないですよ。濃度なんて聞かれてないよ。 価数が2なら濃度は半分になる。 だって ・・塩基の(濃度×価数×体積) 引用して書き換えるとと HaOHの分子量は40なので80gでは2molで濃度は2mol/L、つまり 濃度2mol/Lの1価の塩基HaOHの溶液(すなわち2規定の塩基性水溶液) 10mLを25mLの酸で中和することはわかりました。  よって、酸性水溶液は2×(10/25)=0.8規定。  2規定×1=0.8規定×2.5