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中和について
問. 塩化カリウムと水酸化カリウムの混合物1.10gを溶かして50.0mlの水溶液にした。この水溶液10.0mlを中和するのに0.10mol/lの希硫酸12.5ml必要であった。はじめに塩化カリウムは何g含まれていたか。 ・・・・という問題で、 混合物を溶かして中和させる問題はまったくよくわかりません・・・。 わかることといえば、中和の公式「酸の価数×酸の物質量=塩基の価数×塩基の物質量」ぐらいです。 この問題の解き方を教えてください。お願いします。
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「酸の価数×酸の物質量=塩基の価数×塩基の物質量」の公式にあわせて説明しましょう。 酸の価数は2:硫酸=H2SO4、これはわかりますね。 酸の物質量:0.10x12.5x10^-3 mol 10^-3は10の-3乗の意味です。 ここでの塩基は水酸化カリウム(KOH)だけです。 混合物中の塩化カリウムは反応に関与しませんので、無視して下さい。 反応は、 2KOH + H2SO4 → K2SO4 + 2H2O KCl → KCl :変化なし となっています。 塩基(KOH)の価数は1になります。 これを「酸の価数×酸の物質量=塩基の価数×塩基の物質量」にあてはめれば、 塩基の物質量=(2x0.10x12.5x10^-3)/1=2.5x10^-3 molとなります。 ただし、ここで用いたのは、混合物を溶かして50.0mlにしたもののうちの10.0mlなので、混合物中のKOHの量はこの5倍、すなわち、1.25x10^-2 molになります。 これに、KOHの式量をかけたものが混合物中のKOHの量になり、これを1.10gから差し引いた残りがKClということになります。
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表現の違いがありますが.1番の方と同じ内容です。 「ぶしつ量」という言葉をお使いになっていますが.私はモル数という言葉を使っています。 中和だから.酸と塩基のモル数は同じ。(中和の公式を言い換えたもの) 学校の問題だから不純物は考えない。 最初に硫酸のモル数を求める。C(H2SO4)=(適当に計算)。 KCl は塩であるから.酸でも塩基でもない。 KOH はアルカリ。他に含まれているものなし。 よって C(KOH)=C(H2SO4) m(KOH)をC(KOH)に1モルあたりの重さを乗じてもとめる。 m(KCl)=1.10(問題文の数値)-m(KOH) で答え。 C は濃度をあらわす記号です。普通高校以下では使いませんが職業高校では使う場合があります。Cの下付に対象ぶしつの化学記号を書きます。 mは質量を表す記号です。普通高校以下では使いませんが職業高校では使う場合があります。mの下付に対象ぶしつの化学記号を書きます。 時間差がある場合には.時間0の時を0という文字を下付に核場合がありますが.業界によっては1を使う場合があります。以後時間変化で1,2,3,4...と増やして行きます。 場合によっては.原料をI, 製品をOで示す場合があります。 原料は「反応まえのぶしつ」, 製品は「反応後のぶしつ」の意味です。
- syuwatch
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解き方ですね^^ まず、中和に必要な「酸の価数×酸の物質量」は分かりますね。 ここで、塩基は?塩化カリウムはここでは塩基ではありませんね。水酸化カリウムです。 中和の公式にあてはめると、中和に必要な塩基の物質量は、価数は1ですから、求められますね。 これが何グラムか分かれば、混合物1.10gから差し引けば、 塩化カリウムが何gだったかわかります。