- ベストアンサー
面のミラー指数
立方晶単位胞における面のミラー指数について、等価とみなせる面というのがあります。 それというのは、形状が全く同じ物同士と考えて良いのでしょうか?? 1バーは書くのが出来ないので(-123)のようにします。例えば、{110}=(110).(1-10).(101).(10-1).(01101-1)などをいうのでしょうか? ただし(10-1)=(-101)などの同じ面は省略した。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
同じです。原子の位置や再構成した後の形状もそうですが、 分子の吸着位置や仕事関数などの物理的性質も同じです。 普通は最もシンプルに{110}面と呼びます。 以下蛇足になります。質問にある{110}→{1-10}{101}…{-101} という変換は、立方晶の形を保つような対象操作によって 座標が変換されているだけです。 y軸に垂直な面で鏡面変換を行う(y軸に-1がかかる) {110}→{1-10} [111]ベクトルと同じ方向にある対角線(3回対称軸)を回転軸として 座標[111]から原点の方向を見たときに時計回りに120°まわす (x軸→z軸、y軸→x軸、z軸→y軸と軸が入れ替わる) {110}→{101} 単位胞の中心で反転する(x y z 座標にそれぞれ-1をかける) {-1-10} 質問に挙げられた{10-1}{011}{01-1}{-101}も、こういった立方晶を保つ 対象操作の組み合わせで、{110}から変換できます。 暇なときに是非やってみて下さい。