• ベストアンサー

六方晶の結晶面に関して

SiCなどの六方晶の結晶方位面に関して質問があります。 <1100>面は、存在するのでしょうか? <1-100>面なら、ミラー指数で理解できるのですが・・・・

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • felicior
  • ベストアンサー率61% (97/159)
回答No.2

面も方向も同じことです。(1100)面が無ければ<1100>方向もありません。 数字の上のバー記号はマイナス記号と違って入力が厄介ですから、 (1-100)のバーが抜け落ちたと考えるのが自然ではないかと思います。 (11-20)を(1100)と間違えることは考えにくいですので。 正しいことはその論文を読んでみないとわかりません。 前後関係から判断するしかないと思います。

その他の回答 (1)

  • felicior
  • ベストアンサー率61% (97/159)
回答No.1

まず、面指数は( )、{ }、方向は[ ]、< >で表すことになっています。 4つの指数で表すには、まず通常のやりかたで(hkl)を求めてからh+k+m=0となる ようなmを使って(hkml)と表します。つまり最初の3つの指数の自由度は2であり、 2つを定めれば残りの指数は先程の式により自動的に決まります。 よって(1-100)は意味がありますが、(1100)は存在しません。最初の2つの指数 (つまりa、b軸の指数)が正しいなら(11-20)とするべきですね。 六方晶はa、b軸と等価な方向が(プラスマイナスの区別を除けば)もう一つあり、 これら3軸が互いに120度をなしています。3番目の指数はこの3番目の軸に対応 する指数です。こう表すことで例えばサイクリックに置換された (11-20) (1-210) (-2110) が互いに等価であることがすぐわかるのです。3指数ではそれぞれ (110) (1-20) (-210) となってしまいパッと見ではわかりませんよね。

tsugurin
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 ある英語の論文で、plane <1100>と書いてあり、planeを面と解釈してしまいました。 面ですと、確かにおっしゃるとおり(1100)面は存在しませんが、 同様に、<1100>方向も存在しないと考えるべきでしょうか? 初心者なので、よろしくお願いします。

関連するQ&A