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敬語:奉り給へについて…
問題集を解いていてわからないことがありました 平家物語「小宰相身投げ」で 北の方から乳母の女房に「書おきたる文どもは都へ奉り給へ。」というセリフがあり、この中の「奉り給へ」の敬意の対象で「奉り」は「都に残った人々」、「給へ」は「乳母の女房」と書かれていたのですが、 なぜ北の方は「都に残った人々」に謙譲語の「奉り」を使っているのでしょうか??都に残った人々は北の方より上の敬意の方々なのでしょうか??解説に現代語訳がついてなく理解することができません(:_;)
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都に残ったメンバー全員の名前を把握しているわけではないので、身分が上の人もいる可能性はありました、というより都に住んでいる人である以上、そういう人がいてもおかしくありませんし、もし相手が僧侶なら敬語を使います。平安時代末期には会話では謙譲語は今の丁寧語みたいな感じにも使われていたし。「書いておいた手紙は、都の人たちにお届けしなさい。」と、漠然と指しています。