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「ストレスホルモンの受容体を符号化」とは

脳についての書物を読んでいましたら、どうしても理解できないところが出てきましたので、どうか、教えてください。 理解できない箇所は次の所です。  「生後1週間のあいだ母親からたくさんケアを受けたラットは、成長してからストレスに対してより強くなる。たとえば、母親による毛づくろいは、海馬にあるストレスホルモンの受容体を符号化する遺伝子の発現(訳注:遺伝情報がさまざまなタンパク質をつくることにより表現されること)を永久に増やす。こうしたストレスホルモンの受容体が活性化されると、ストレスホルモンの放出は減るため、母親のよいケアによってラットの子はストレスホルモン系の感度が低下し、成長してから不安をあまり感じなくなる。」という文章の中で、 「受容体を符号化する遺伝子の発現」 「ストレスホルモンの受容体が活性化されると、ストレスホルモンの放出は減る」 のところが、どういう事なのか理解できないのです。 どうぞ、ご指導をお願いします。

みんなの回答

  • Dr_Hyper
  • ベストアンサー率41% (2483/6032)
回答No.2

「受容体を符号化する遺伝子の発現」レセプターをコードする遺伝子の発現。 「ストレスホルモンの受容体が活性化されると、ストレスホルモンの放出は減る」 ストレスホルモンの受容体が活性化されると、ネガティブフィードバックのシステムによって、ストレスホルモンの放出が減少する という意味だとおもいます。

mashu166
質問者

お礼

さっそく、ご回答をいただき、ありがとうございました。 可愛がれたかラットの海馬には、ストレスホルモンのネガティブ・フィードハックするレセプターが沢山作られるということかと理解しました。  ありがとうございました。

  • Mr_Spock
  • ベストアンサー率75% (57/76)
回答No.1

>「受容体を符号化する遺伝子の発現」 おそらく原文は英語で、訳が悪い(ほとんど誤訳)といっていいんじゃないでしょうか。「符号化する」はcodeを訳したものでしょうけれど(原文はexpression of a gene coding for a receptorとか、expression of a gene encoding a receptorのような)、生物学、遺伝学には専門用語としての意味があり(つまり、ある遺伝子産物をつくる情報を持っているという意味。普通の英和辞書にも出てると思います)、日本語でも「コードする」と訳します。 「受容体をコードする遺伝子の発現」ならわかりますよね。 >「ストレスホルモンの受容体が活性化されると、ストレスホルモンの放出は減る」 一般的にホルモンが標的細胞に作用すると、標的細胞からそのホルモンの放出を抑制するシグナル(たとえば別のホルモン)が発せられます(負のフィードバック)。受容体が増えてホルモンが作用しやすくなると、より少量のホルモンでも抑制シグナルが出やするなるということだと思います。

mashu166
質問者

お礼

さっそく、ご回答ありがとうございました。 符号化というのは、「コードする」と訳す、すなわち、その形をつくる情報が記録されていると理解しました。よくわかりました。  ありかとうございました。 それから、海馬のあるストレスホルモンを受容するレセプターが多く作られると、 ストレスホルモンが、そのレセプターについても、多くレセプターがあるものだから、負のフィードバックによって、ストレスホルモンの分泌を抑える理解しました。  疑問点ですが、可愛がられたラットの海馬になぜ、ストレスホルモンのレセプターが多く作られるのかです。虐められたラットの方が、それに対するために多くできるのではないかと思うのですが。私の考え、変でしょうか。  

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