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バストの成長因子の相互作用とは

色々と調べた結果、バストの成長には大きいもので2種類のホルモンが必要であることを知りました。女性ホルモン群と、成長ホルモンGHです。しかし、両者の関係性がわかりません。 乳腺発達のプロセスは、調べた範囲では2通りあるように見えます。 ひとつは、成長ホルモンGHがバスト周辺においてインスリン様成長因子IGF-1 の分泌を促し、このIGF-1を受け取った受容体が乳腺発達を促進させることで乳腺およびバストが成長するという経路。 もうひとつは、女性ホルモンたちの相互作用、すなわち、卵巣で作られたエストロゲンがバストまで届いてプロゲステロン受容体を活性化させ、そこに同じく届いたプロゲステロンが結合することで乳腺発達が起こるという経路。 前者は13歳頃からの二次性徴発現の原因で、後者は生理前の胸の張りの原因だと理解しました。 まず、この理解は正しいのでしょうか。バストの発達は同じ乳腺細胞の発達によるものですが、この乳腺細胞の分裂や発達は2種類の方法のどちらでも起こり、ほとんど独立したものと思ってよろしいですか。 また、もし両者が別のものなのであれば、少なくともバストの小さい人には原因とその対処法2通り以上あることになりますよね。IGFが効かなかったパターンなのであれば、IGFを補う、すなわち運動や睡眠によってGHを補給することでバストアップを図ることができますし、女性ホルモンの分泌が足りないのであれば、女性ホルモン注射や、植物性エストロゲンの摂取によって女性ホルモンの濃度を高めれば乳腺発達を促すことができそうです。 (もちろん甲状腺ホルモンなど他のバスト成長の要因が足りない場合もありますし、単に栄養不足などでバストが成長しようにできていなかったパターンもあるのでしょう) もしくは、もし両者が独立なのであれば、例えば女性ホルモンが足りない人でも、GHの分泌を高めるような行動、例えば筋肉負荷にるトレーニングや、わざと空腹時間(低血糖期間)を長くとる生活習慣を繰り返していればバストの成長が促されるように思えます。IGFの効きに女性ホルモンは関係ないからです。 このような理解でよろしいのでしょうか。そして後半で述べたような処置はバストアップに効果はありますか? できれば実験結果や論文とともに教えていただけると助かります。

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  • jing0708
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回答No.1

大まかには正しいです。 ただ >このような理解でよろしいのでしょうか。そして後半で述べたような処置はバストアップに効果はありますか? できれば実験結果や論文とともに教えていただけると助かります。< 学生さんかな?とは思うのですが、実際ご自分できちんとしたエビデンスの探し方というのを体験してみたほうが良いですよ。仮に専門家だとしても、論文等も一緒に掲載するとなると非常に労力が必要です。 Pubmed などを利用する技術はしっかり身につけておきましょう。 基本的にIGF-I の作用機序というのは完全には解明されていません。しかし、昨今複数の経路が存在することが分かり、かなり多岐にわたる細胞へ作用することが分かっています[1]。 ここで重要なのは、この作用に対して女性ホルモン等が相加作用あるいは相乗作用を示すかという点です。回答から言ってしまうと、エストロゲンの分泌増加あるいは血中濃度増加は IGF-I の分泌を低下させます。方向的には IGF-I⇒FSHR上昇⇒FSH感受性増加 で動くため、エストロゲンは拮抗的に動く可能性が高いようです[2]。ただし、この説明だけでは理解できない部分も多く、あくまでも IGF-I の分泌低下は妊娠時のみという認識でも良いかもしれません。両者はクロストークしているので片方の治療がダメならもう一方というのは誤りです。 ただ、植物エストロゲンは IGF-I を低下させることは分かっていますので、あまりバストアップは期待しない方が良いでしょう。また、エストロゲンの摂取しすぎは様々な副作用があります。 体調不良などの不定愁訴から始まり、女性がんのリスク増加などが起こりえますので個人的にはお勧めしません。 成長ホルモンについてですが、 >GHの分泌を高めるような行動、例えば筋肉負荷にるトレーニングや、わざと空腹時間(低血糖期間)を長くとる生活習慣を繰り返していればバストの成長が促されるように思えます< をやると、非常に筋骨隆々とした体を手に入れることになります。なぜなら内容がボディービルのそれと変わらないからです。 バストアップにご興味がおありのようですが、基本的に医療系論文にはそうしたものはほぼ存在しません。また、無理な生活は健康を害すだけです。どうしてもバストアップしたい場合は豊胸するか医師と相談してホルモン療法などを行った方が健康被害が少ないと思われます [1]Fukushima T et al., J Biol Chem. 2012 Aug 24;287(35):29713-21. [2]Quesada A et ak., J Neurosci Res. 2004 Jan 1;75(1):107-16.

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