加温条件VSルシャトリエの法則
いつもお世話になっております。
重合反応などでは、少しでも活性化エネルギーに近づけるため、もしくは分子間の衝突頻度を上げるために、加温条件下で反応を行うことは良く知られています。
しかし先日本を読んでいたら、「平衡反応の場合、反応系に物質や圧力、温度を加えるとそれらが減少する方向に反応が進行する(ルシャトリエの法則)」とあるのを見つけました。
この法則に則ると、発熱反応であれば温度を下げた方が反応が進行することになりますよね?
しかし発熱反応であっても、加温して反応を促進させることがが往々にして見られると思います(例えばエステル化反応)。
上記の理解としては、ルシャトリエの法則の影響<加温による反応促進の影響、という感じでよろしいのでしょうか?