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教科書にあった「平家ガニ」の例えを使った環境問題のエッセイ

 中学か高校か忘れましたが、国語の教科書に、「平家ガニ」の例えを使った、環境問題を訴える軽やかな文体のエッセイがあったのですが、作者を知りたいです。  内容はというと、人間は、自分にとって都合のいい動植物を身の回りに置き、都合の悪いモノは排除する。その中で平家ガニはその容姿から「平家の亡霊が乗り移っているのでは」と忌み嫌われたため、日本人に捕食されることなく、絶滅の危機から逃れている、という皮肉を込めたエッセイでした(稚拙な説明ですいません)。  80年代当時も、環境問題は取り上げられている時代でしたが('84年には『風の谷のナウシカ』もあったし)、当時的には斬新な内容だと、とてもよく記憶していました。  どなたかご存じの方がいらっしゃったら幸いです。

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回答No.4

こんばんは。No.1、2です。 「平家ガニ」についての記述をもう一つ見つけました。 年代からいってもこちらの可能性は低いですが、一応お知らせしておきます。 「環境」という言葉 http://ameblo.jp/ideaflash/archive4-200807.html > ライアル・ワトソンが死去したというニュースを、今朝の朝日新聞で見た。 > >  ~中略~  > >  その中で、何に書いてあったのか忘れたのだが、「平家ガニ」について、確かこんなことを言っていたと思う。 > > > >  「平家ガニの顔、あれは擬態であって、地球上最強の動物である「ニンゲン」に似せることによって、自らの身を守っているのだ」… > > > >  人間も生物界の一部であり、その社会的行為が自然界、特にこうした生物の創発にも影響を与えているのだ、ということを知らされたフレーズであった(本当かどうかは、よくわからないが)。 ライアル・ワトソン 『シークレット・ライフ 物たちの秘められた生活』 http://blog.goo.ne.jp/venus_transit/e/84530bc816b067a0d2f6d58cb1d10cd8 > 第5章 > 似姿のマジック > 「平家ガニ」の謎 シークレット・ライフ 刊行日: 1991/05/20 http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480860293/ ※ 絶版ですがアマゾンなどで古書が手に入るみたいです。 個人のブログなどを見ましても、(上記のライアル・ワトソン氏の話は別として)さきほどの「カール・セーガン」博士の話ばかりが見られます。おそらく博士の主張が先がけではないのかという気がいたします。 まったく別の人が書いたものが教科書に載っていたのだとすると、ネット検索にかからない以上は(質問者様がさきほどの検索サイトや書籍で調べられて、作品名から思い出される以外は)そのタイトルなどを知る術がありませんが、この場合も博士からの何らかの影響を受けた人が書いたのではないかと想像いたします。 仮にそうだとすると、(ネット上に見られる子供時代の感想からも子供受けするような内容であると考えられますので)質問者様のお求めになっている内容が、多少の違いはあってもカール・セーガン博士の著書に書かれてあるということになるのですが。もしくは上記ワトソン氏の著書に書かれてあるか。是非ともどちらかであってほしいです^^ 推測ばかりになり、決定的な答えを示すことができなくてすみませんでした。

noname#165180
質問者

お礼

> Lyrics様  たくさんの情報提供、ありがとうございます。  自分の情報収集のいたらなさを痛感しました、小中学・高校の教科書のデータベースの紹介もありがとうございます。  カールセーガン氏のお話がベースとなったエッセイだったのかもしれませんし、ライアル・ワトソン氏のものかもしれませんね。  調べてみるとライアル・ワトソン氏の、まったく別の内容ですが、高校の教科書に採用されているようです。そういうのは流れがあると思いますので、ワトソン氏の線が濃厚かもしれません。。。  まだ著作は手に入れておりませんが、ワトソン氏の作品内容の感想などを見ると、何となく氏のモノである線が強い気がしました。  どちらにせよ、カールセーガン氏のCosmosと、ワトソン氏の著作、どちらも興味深い内容のようで、新しい書籍との出会いにワクワクしてきました。  情報提供、ありがとうございました。また結果はお知らせします。。。

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  • kyo-mogu
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回答No.3

教科書のはわからないですが、カールセイガン博士のコスモスの書籍を読んだときに出会いました。  恐らくここあたりが原点でエッセイの中に入れられたのかもしれませんね。

noname#165180
質問者

お礼

> Kyo-mogu様 早速のレス、ありがとうございます。 カールセイガン博士の説は1980年にはもう出ていたので、きっと原典はここらへんからなのでしょうね。

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回答No.2

#2 下のURLは「カール・セーガン」には関係ないですが、同じような内容が上記で語られていると考えてもおかしくないように思います。 http://web.kyoto-inet.or.jp/people/wadah1r0/essay1/story17.html > たくさんの平家の人たちが軍艦とともに沈んでいった海には、 ~中略~ 漁師は捕まえたカニの甲羅を見て、人のような面をしたカニを海へ放ち、そうでないのを捕り続けたそうだ。 ~中略~ このような人為的な淘汰が、いまでは恐ろしい顔をした甲羅の平家ガニをたくさん生み出したのである。 あとは、お探しのものとは違うような気がしますが、光村図書・東京書籍などの教科書に収められている宮沢賢治の「やまなし」に「カニ」が出てくるようです。 以下のサイトで「小学」「中学」の教科書の掲載作品(例:ごんぎつね など)一覧を見ることができます。おそらくほとんどの教科書を掲載していると思います。ここで作品名を通覧されると、もしかしたらご記憶が蘇るかも知れません。一度ご覧になってください。 東京書籍株式会社附設 教科書図書館 東書文庫 「蔵書検索」 http://www.tosho-bunko.jp/search/?PHPSESSID=00e31084e3dd1e4014b407ad0d2426fa ただ、「高校」に関しては、作品名が見られないと思いますので、次に添付するページ(私の過去の回答です)の「回答番号:No.2」に掲載している書籍を、図書館などでお調べになってみてください。また上記検索のやり方も少し説明していますので、「回答番号:No.1」もご覧になってください。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa5221528.html 一応「カール・セーガン」で検索してみましたが、該当するものはありませんでした。もしかしたら、訳者の名前で出ているのか、まったく別の話なのかもしれません。ただ「コスモス」で検索するといくつかヒットしました。しかし、小学校低学年が多いので、これは違うように思います。 長々と申し訳ありませんでした^^; もし違うようでしたら、教科書のタイトルを片っ端から通覧してみてください。 ネット検索をかなり試みましたが該当しないので、それが一番確実のような気がいたします^^  ただ高校の場合は、『読んでおきたい名著案内 教科書掲載作品13000』を図書館などでお調べになってみてください^^ 明確な回答でなくて申し訳ありませんでした。

noname#165180
質問者

お礼

Lyrics様  いろいろと助言、ありがとうございました。  現在、カールセーガン氏とライアルワトソン氏の著作を手に入れ読んでおります。文体的に日本人の書いたものと英米人のそれとではかなり違うので、私の探しているのはおそらく日本人の著者によるものだと思います。『読んでおきたい名著案内 教科書掲載作品13000』でゆっくりと探してみます。  カールセーガン氏とライアルワトソン氏の著作は、それ自体でとても楽しんで読んでおります。  ありがとうございました^^  

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回答No.1

こんにちは。二分割になります。すみません。 教科書に載っていたという事実は確認できなかったのですが、質問者様の書かれた内容に酷似しているものを見つけましたのでそれをお知らせにまいりました。 天文学者カール・セーガンという人が、著書やTVシリーズの映像で「平家ガニ」について語っていたという記述を見つけました。某掲示板においても「昔見た平家ガニが印象に残っている」などのコメントが見られますので、けっこう有名な話ではないのかと推測しました。 それをある教科書が採用したのではないかという気がしましたので、一度ご紹介してみようと思った次第です。 もっとも、そのあらすじなどが書かれているわけではありませんので質問者様もご判断がつかないかと思いますが、何かヒントになるようなものもあるかもしれませんので一度ご覧になってください。 以下にご紹介する『コスモス』の書籍版は1985年となっていますが、初めて放映されたのは1980年のようです。 ヘイケガニ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%82%AC%E3%83%8B > 1980年に天文学者カール・セーガンも、テレビ・シリーズ『コスモス』と同名の著書の中でこのヘイケガニの人為選択について取り上げている。~後略~(ここもご覧になってください) Cosmos Collector's Edition [DVD] http://www.amazon.co.jp/Cosmos-Collectors-7pc-Coll-Box/dp/B000055ZOB/ref=cm_cr-mr-title > 世界各国でのロケにも力が入っている。平家ガニのエピソードで、進化の人為選択論を説明する際には、日本の時代劇風の場面や瀬戸内海の猟師まで出てきて、とても凝っている。 "COSMOS"書籍版 言語 英語 http://www.amazon.co.jp/Cosmos-Carl-Sagan/dp/0345331354/ref=pd_bxgy_d_text_b 百億の星と千億の生命 http://www.amazon.co.jp/%E7%99%BE%E5%84%84%E3%81%AE%E6%98%9F%E3%81%A8%E5%8D%83%E5%84%84%E3%81%AE%E7%94%9F%E5%91%BD-%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%B3/dp/4105192043/ref=cm_cr-mr-title > 「Cosmos」の頃は、 ~中略~ オゾンホールや地球温暖化などの環境問題や宗教の問題など、従来からの鋭い問題提起もあらためて含まれています。 #1続きます

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