「ごめんあそばせ」は上品な言葉なのですか?
はじめまして、宜しくお願い致します。
早速ですが先日の事。とある番組で、「女子高校生の美しい日本語選手権」を放映していました。そのなかでとても違和感を覚えたのが「ごめんあそばせ」なのです。
私の祖母は大変行儀作法に厳しく、昔は行儀見習いとして、何人もの良家のお嬢さんを預かってきたような人でした。その祖母から昔、「『遊ばせ言葉』を使うのはみっともない。」と言われた事があります。何でも「あそばせ」と言う言葉は最上級の尊敬語であるから、そもそも同格の人間に使う言葉では無いそうなので、本当に判る人から見ると、意味も判らず上品そうに振舞っているだけで、使っている人を見ると少し気恥ずかしく、また、浅はかに感じるとも言っておりました。
私自身はその時は、祖母の言葉を「ふーん」程度にしか聞いていなかったのですが、その番組を見ている時にマナーの先生が一人の選手の解答に「ごめんあそばせ」と使っているのをみて、「今どき使わない素晴らしい日本語を使う方!」と大絶賛していたのをみて、一体どちらなのか?と、疑問に思ったのでした。確かに「あそばせ言葉」を使うのは、本当に上品な言葉遣いの美しい方はあまり使わないような気がしますが、今回の事を調べるのに色々検索すると、上品な言葉遣いをしましょう、と言いつつ遊ばせ言葉を使っている場合もあって、そう言うのは単なる言葉遊びなのか、本当に上品な言葉なのかわからなくなりました。
どうか、ご専門の方やご存知の方いらっしゃいましたら、お知恵をお貸しください。宜しくお願い申し上げます。
お礼
どうやらこれのようですね。ありがとうございました。