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MRI 磁気共鳴 ラーモア について
MRIについての質問です。 教科書、参考書などを読んでも分からなく困っているので質問いたします。 今、勉強しているMRIのテキストに記述してある内容で、ラーモア(larmor)方程式に関する質問です。 ラーモア方程式は ω=γB0 となっています。 今、1.5TのMRIの場合を考えると共鳴周波数はω=42.6×1.5≒64MHz/Tとなることは分かります。 分からないのは、RFパルスを加え90°フリップさせる場合を考えます。 そのとき、静磁場の1.5Tに加え、電磁波(RFパルス)によるB1(B1<<B0)という磁場がプロトンに影響を及ぼすことが考えられます。 (実際テキストには『RFパルスの磁場(B1)の軸を中心に歳差運動させる』と表記してあります。) そこで疑問に思ったのですが、1.5Tの磁場内に置かれたプロトンに共鳴現象を生じさせるために共鳴周波数である約64MHz/Tの電磁波(RFパルス)を与えた場合、 プロトンはこの電磁波(RFパルス)によるB1の影響を受け、共鳴周波数が64MHz/Tから変化し、64MHz/Tの電磁波(RFパルス)では共鳴現象が生じないことは考えられないのでしょうか?? また、Z軸に平行状態であるプロトンにX軸方向から90°パルスによってX-Y平面にプロトンをフリップさせた場合、プロトンはX軸を中心に歳差運動を行うと表記してあります。 これでは明らかにB1の影響を受け、共鳴周波数にも影響がありそうに感じますが如何でしょうか?? 的外れな質問、疑問かも知れませんが、解決の糸口が見つからず困っています。 どなたか、宜しくお答え下さい。宜しくお願いいたします。
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回答No.1
お礼
なるほど。丁寧に解説頂きありがとうございます。 やはり、電磁波の磁場の影響は無視できるほど小さい上、 RFパルスは帯域幅を持っているためB1による影響は無視できる。 という認識でよろしいでしょうか?? ご回答ありがとうございました。