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ケーブルの浮遊容量について
ご質問させていただきます。 ある文献に、同軸ケーブルは雑音に強いが浮遊容量が大きく、 長い距離によって引き回すと、高域成分が減衰するとありました。 不思議に思ったのが、高周波は、静電容量が大きいほど インピーダンスは低下し線路は通りやすくなりますよね。 それなのに、浮遊容量が大きいのに高域成分が減衰という のが矛盾しているように聞こえます。 どなたか教えていただけると幸いです。
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>高周波は、静電容量が大きいほど >インピーダンスは低下し線路は通りやすくなりますよね。 それって直列にCを入れた場合の話ですよね? グラウンド⇔線路間に並列にCを入れた場合を考えてみてください。 特性インピーダンスってグラウンド基準で計算されますから。 http://www.geocities.jp/rfpagejp/tokusei-z.htm
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- ymmasayan
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同軸ケーブルは非常に巧妙に設計されていますのでそう簡単には理解できません。 > 同軸ケーブルは雑音に強いが これは本当です。 > 浮遊容量が大きく、長い距離引き回すと、高域成分が減衰する これは半分本当で半分嘘です。 浮遊容量の他にインダクタンスを考える必要があります。 同軸はこの2つのバランスを絶妙に設計していて、今では2.6GHZ帯まで送れるようになっています。 ただし高い周波数ほど減衰しやすいのは事実です。 従って長い距離を引き回す場合は途中でブースターで増幅していました。(旧式のCATVなど) 今ではCATVも途中までは光を使いますのでブースターを使うことは少なくなりました。 > 不思議に思ったのが、高周波は、静電容量が大きいほどインピーダンスは低下し線路は通りやすくなりますよね。 これは誤解です。静電容量が大きいと交流は相手の線に逃げてしまって後ろに伝わりません。 > それなのに、浮遊容量が大きいのに高域成分が減衰という のが矛盾しているように聞こえます。 周波数が高いほど相手の線に逃げやすい。つまり高域成分が後ろに伝わらず減衰するのです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 参考にさせていただきます。
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