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RCAケーブルのビデオ信号線を音声信号に使うと性能が落ちますか。

RCAケーブルのビデオ信号線を音声信号に使うと性能が落ちますか。 ビデオ信号線は黄色で周波数数の高い信号用とのことですが、音声用に使ったら性能が落ちますか?音声用をビデオ信号に使うと、ケーブルの静電容量の関係で機能が落ちるとのことですが、その逆は性能低下はありますか?音声の1本が断線したのでステレオアンプの左右で生かして使いたいのですが。

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  • hideo3
  • ベストアンサー率38% (20/52)
回答No.3

 これだけは覚えていたほうが良いのですが、高周波(パルス)伝送に使用するケーブルで守らなければならないのは、繋げる機器とのインピーダンスマッチングです。即ち、TVセットやビデオ機器は入出力インピーダンスが75Ωとなっていますので、ケーブルの特性インピーダンスは75Ωで無ければなりません。ビデオ用の黄色色別をしたケーブルは特性インピーダンス75Ωの同軸ケーブルという事です。  一方、音声帯域をカバーするオーディオ用ピンジャックケーブルにはそのような制限はありません。一般にアナログオーディオ機器は出力側が低インピーダンスで、入力側は高インピーダンスです。又、ケーブルも音声帯域では特性インピーダンスが大きく変動しますので、インピーダンスマッチングという考え方はありません。  以上をまとめますと、ビデオ用同軸ケーブルを音声用に使用するのは問題ありません。ただし、ステレオでしたら左右とも同じケーブルを使用することが必要です。75Ωの同軸ケーブルは75Ω以下の同軸ケーブルより静電容量は小さく成りますので、一概に性能が落ちるとはいえません。75Ωの同軸ケーブルをアナログオーディオ用に使用している例は沢山あります。逆にアナログオーディオ用と歌ったピンジャックケーブルをTVやビデオ機器に使用すると特性インピーダンスが75Ωと掛け離れていると、画像が乱れる可能性があります。  ケーブル関連の参考書としては、URL「AVケーブルの教科書」がお勧めです。

digiana001
質問者

お礼

以前からの疑問が非常にクリアーになりました。インピーダンスマッチングの問題は高周波を理解するための壁であり、前々から入門より前に進めないでいます。耳で判断して差が無ければ良いといつも謂われます。しかし、音源からスピーカーまでは各種組み合わせなのでボトルネックを見つけるにはそのたびに、あらゆる組み合わせ試行から判断をするのは合理的な方法では無いと思います。電気の現象は解析されている事がほとんどですから理解して使用することはベターだと思います。とても参考になりました。有り難うございます。

その他の回答 (2)

回答No.2

はじめまして(8分音符) 理論的な事ではなくて、試してみたらいかがでしょう。 私には気になる程の違いは無いと感じますよ。 当然ですが、違いが無いかと神経を研ぎすませば、違いますけれどね~(8分音符)

digiana001
質問者

お礼

確かに耳で判断できないです。それなら良しとするかは別です。スピーカーの性能が悪いので差が出ないかも。此の例は極端ですが、どこかにボトルネックが有るならいつの間にか忘れてしまいそうです。かなりの高級装置でないと差は出ないのでしょう。参考になりました。有り難うございます。

  • black2005
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回答No.1

>音声の1本が断線したのでステレオアンプの左右で生かして使いたいのですが。 片チャンネルは音声ケーブルを、他チャンネルは映像ケーブルで代用しようということですよね? 高級なRCAケーブルほど、微妙に左右のバランスが崩れると思いますよ。 使ったからといって機器が故障するわけではありませんが、お勧めはしませんね(一時的な使用なら致し方ないが・・・) その違いが解るか?は微妙なところですが・・・ 安物なら、実は音声と映像は同じケーブルを使ったりしているので問題が少ないです。 RCAケーブルの価格なんてしれてますから、新規購入しましょう。

digiana001
質問者

お礼

高級なRCAケーブルが、微妙に左右のバランスが崩れるとがとても参考になりました。新規購入は解決策ですがマルチでたくさん使っているので、ついつい貧乏性がでてしまいました。とても参考になり有り難うございます。