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分数を積分すると、どうして対数が出てくるのでしょうか?

微分方程式の教科書を読んでいると、 被積分関数 1/x(x^nで、n=-1のとき)  積分関数 logex+C という、公式のようなものが出てきました。ちょっと表記がわかりにくいと思いますので、添付画像や、この公式らしきものを紹介しているリンク先 http://naop.jp/text/3/seki2.html 等もご覧いただきたいのですが、どうして1/xを積分すると、logex+Cが、出てくるのでしょうか? 似たような質問も以前、あったみたいです。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2626092.html でも私は、哲学的な意味ではなく、どのようにして1/xからlogex+Cを導き出せばよいのか、間の式の展開がどうなっているのかが知りたいです(>_<) 皆様のお力をお借しいただければ幸いです。 よろしくお願いします。

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  • info22
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回答No.3

#1です。 >dx/dy=lim《h→0》x(e^[y+h])-x(e^y)/h 間違い。 dx/dy=lim《h→0》(e^[y+h])-(e^y)/h   =(e^y)lim《h→0》{(e^h)-1}/h = e^y lim《h→0》{(e^h)-1}/h =1  の導出法は次のURLに載っていますので参照ください。 URLでのxは h と読み替えてください。 http://w3e.kanazawa-it.ac.jp/math/category/other/kyokugen/syoumei/henkan.cgi?target=/math/category/other/kyokugen/syoumei/kyokugen-frac(e%5Ex-1)(x).html

dj-s
質問者

お礼

そうですよね、微分の定義 http://www.math.kochi-u.ac.jp/docky/bourdoki/bangaihen/xx/node93.html にしたがえば、xは余計でしたね・・・ log(e)=1 というのも、初めて知りました(^_^;) ただ、自然対数eはまだまだ奥が深そう↓ http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1112332526 なので、もう少し探ってみたいと思います。 info22さんのおかげで、(B)→(C)もなんとなく理解でき、スッキリすることができました。 本当にありがとうございます<m(__)m>

その他の回答 (2)

  • arrysthmia
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回答No.2

昔の人は、そういうことをコツコツ計算していた訳です。 しかし、そのためには、log とは何か、 exp の逆関数だとすれば、exp とは何か、 まず定義してから始めなければなりません。 これは、哲学ではなく、数学の基本的な事項です。 巾乗を拡張して指数関数を構成する際の ゴタゴタは、教科書などによく書いてありますが、 ゆきつまろびつ、あまり見通しのよい議論では ありません。 現代では、逆に、 ∫[1~x] (1/t)dt のほうを log x の定義として、 ここから、log の諸性質 (exp の逆関数であるとか、 対数法則 log(xy)=log(x)+log(y) とか。) を証明してゆくのが、通常です。 そのほうが、単純明快ですから。

dj-s
質問者

お礼

はぁ、すいません内容が高度で、ちょっと私の頭ではついていけないようです・・・「exp」や「逆関数」など、よくわかりませんでして・・・(ToT) でも、すぐに回答していただき、ありがとうございます(^_^;)

  • info22
  • ベストアンサー率55% (2225/4034)
回答No.1

最初に y=1/x は x=0 では未定義ですが、 x<0 や x>0 の範囲で定義されています。 当然それぞれの範囲で積分が存在します。 また 積分の関数F(x)(原始関数という)を微分すれば被積分関数 f(x) になることも分かりますね。 ∫f(x)dx=F(x)+C f(x)=F'(x) 以上の予備知識のもとで  x=e^y (x>0) …(A) を考える。 (A)をyについてとくと  y=log(x) …(B) (A)をyで微分すると  dx/dy=e^y …(C) (A)と(C)から dx/dy=x これから x≠0 なので (1/x)dx=dy 両辺を積分すると  ∫(1/x)dx=y+C …(D) (B)を代入すると  ∫(1/x)dx=log(x)+C > どうして1/xを積分すると、log(x)+C が、出てくるのでしょうか?  導き方は分かりましたか?  ただ、この積分の公式は x>0 に適用できる公式であることに注意下さい。 x<0の場合は  -x=e^y (x<0) …(A)' を考える。 (A)'をyについてとくと  y=log(-x) …(B)' (A)'をyで微分すると  -dx/dy=e^y …(C)' (A)'と(C)'から -dx/dy=-x これから x≠0 なので (1/x)dx=dy 両辺を積分すると  ∫(1/x)dx=y+C …(D)' (B)'を代入すると  ∫(1/x)dx=log(-x)+C (x<0) となります。

dj-s
質問者

お礼

返信が遅くなって本当に申し訳ございません(>_<) 丁寧に回答していただき、ありがとうございます! しかし、(A)でいきなりつまずいてしまいました(泣) ですが、似たような例↓ http://hobby_elec.piclist.com/logarithm.htm を見つけ、「両辺に底がeの対数をとればいいのかな?」と思い、 x=e^y log(e)x=log(e)e^y log(e)x=ylog(e)e log(e)x=y と、なんとか(A)から(B)を導くことはできました。 ですが、(A)→微分→(C)に関して、ココ↓ http://q.hatena.ne.jp/1163966293 を参照して、xをyで微分しようと試みると、 dx/dy=lim《h→0》x(e^[y+h])-x(e^y)/h という式が出てくると思うのですが・・・ここから、 dx/dy=e^y …(C) を、info22さんはどうやって導いたのかがわかりません(ToT) 差し支えなければ、いつでもかまいませんので、(A)→(C)を導く、微分の展開に関して再度ご教授いただけないでしょうか? 理解力が乏しくてすいませんm(__)m

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