- 締切済み
タックスシールド
おはようございます。 現在、財務会計について勉強しているものです。 「タックスシールド」についての質問ですが、例えば 「簿価320万円設備を200万円で売却した場合に120万円の売却損が発生。実効税率を40%とした場合、このときのキャッシュインフローは?」 上記の場合、タックスシールドが48万円(120*0.4)となることは分かるのですが、キャッシュインフローにタックスシールドの48万円が加算されるイメージがわきません。 税金の支払い時に48万円分免除されるからキャッシュインフローになる? 48万円のキャッシュアウトが減額するだけでキャッシュインで48万円手元に入ってくるのではないのじゃないか? すいません、無知なもので。。 どなたかご教授ください。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- zyunyu
- ベストアンサー率52% (10/19)
その考えどおりです。会計の世界では、収益と費用は表裏一体で、収益の増大と費用の減少は利益の観点からは同じです。 ただ、税金における、損金算入については、当然ながら、利益がその損金分以上に存在して初めて留保されるので、利益が無い場合は、単なる損失になってしまいます。 おそらく、原価計算における設備投資の意思決定に関する勉強をされているのだと思いますが、意思決定計算においては当然に経常的に利益が発生していて、その上で、現有設備を売却し新設備を購入した方が有利か否かを考えるので、タックスシールドの効果が問題なく保持されることは前提となっているわけです。だから、仮に、設備の利用によるキャッシュインフローよりも設備投資による減価償却などアウトフローの方が大きく、一見、損益がつりあわない場合があっても、設備投資の意思決定計算の中のみで損益を考えるわけではないので、タックスシールド(税金の減少による内部留保の増大)の効果はあると考えます。