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SN1反応とSN 2反応について
SN1反応とSN2反応の違いがわかりません。 生成物数の違いでしょうか・・・
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こんにちは。 置換反応のことですね。 詳しい説明を除いて、おおまかに書くと次のような違いがあります。 SN1反応 ・一次反応速度(1分子反応)で進行する→速度は基質の濃度のみに依存する ・二段階反応で進行する→脱離したあと、付加する(中間体の生成) ・生成物はラセミ化を伴う ・カルボカチオンの安定なもので起こりやすい SN2反応 ・二次速度反応(2分子反応)で進行→速度は基質と試薬の濃度に依存する ・一段階反応で進行する→脱離と付加が同時に起こる ・生成物は立体反転を伴う ・立体障害の小さいもので起こりやすい 質問者さまが持ってらっしゃる教科書と照らし合わせてみてください^^ 参考になれば幸いです。
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- OMTOMC
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中間体に違いがあります
どういう視点から考えるかによりますが・・・ たとえば試験などで反応式が書いてあった場合に、OH-とかCH3O-とかいったものが書かれていればSN2(またはE2)であり、それらがなくて、H2OとかCH3OHが書かれていればSN1(あるいはE1)です。後者は加溶媒分解条件と呼ばれ、文字通り溶媒のみを加えている条件です。 もちろん、一般にSN1反応を起こさないとされている第一級ハロゲン化アルキルを加溶媒分解条件においても反応は起こしませんけどね。初学者はハロゲン化アルキルが第何級であるかと言うことに気を取られがちですが、反応条件から区別すべきです。第何級であるかにとらわれていると、後ででてくるE1とE2の区別がつかなくなります。 上記以外では、ベタですが、反応の次数とか、反応機構の違いはあります。これらは教科書にはっきり書いてあるはずです。
お礼
ありがとうございます!! もう一度教科書を読み返して、完全理解をしたいと思います。
Sn1は安定なカチオンが生ずることが前提です。 そのため原料の解離過程が律速になるため一分子反応になります。中間体は炭素の三配位中間体を経ます。 Sn2は原料に脱離基が必要で、親核試剤が脱離基の反対側から接近する必要があります。中間体は炭素の五配位状態を通ります そのため原料と親核試剤の両者の濃度が関与するので二分子反応として現われます。
お礼
ありがとうございます!! 大学に入って化学や物理で戸惑っています・・;; 頑張ります。
お礼
なるほど!! とっても分かりやすいです。助かりました。 ありがとうございます!!!!