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チンパンジーの思考の特徴と人間の思考の特徴
チンパンジーの知性と人間の知性の違いを比較した場合、おそらく言語の違いが大いに関連してくるとことになりますよね。 では、「思考の特徴」を比較した場合、どのような相違点がでてくるでしょうか?また、それはどのような理由によるものでしょうか? やはり言語の有無がカギになりますかね…。 詳しい方助言よろしくお願いします。
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「思考の特徴」というくくりでは、日常の損得計算から哲学的な命題まで 広すぎて何とも言えませんが・・・。 チンパンジーだったか記憶が曖昧ですが、霊長類の子を育てて言葉を覚えさせる 試みは既になされていて有名な筈です。 人間の様な声帯の構造を持っていないためか、かなり限られた語数しか覚えなかったと 記憶しています。 また、サルに「嘘」の概念があるという観察報告もありました。 身振りである程度の「会話」を出来るようになったサルが、嘘をついてそれを見抜かれると "I'm sorry"というサインを出したという内容でした。 発達心理から見ると「嘘」は高度な知的活動であるため、それが表現可能ならば サルも嘘をつく知性がある点と、嘘をついたことを指摘されたときに罪悪感の ようなものを感じる・・・らしいという点で興味深いですね。 「悪いことをした」ことの自覚が言語を覚えさせたから芽生えたのか、そもそも 生得的に持っているのかは今のところ確認された研究は見ていません。
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どうしてそれぞれの「思考の特徴」を確かめるのでしょうか?多分行動で確かめるしかないのでしょうが、それはやはり「価値観」に差があるのではないでしょうか。人間には価値観がさまざまで、激しい個人差が見られますが、チンパンジーにはほぼひとつだけの価値観しかないのではないかと思われます。つまり自分の属する群れを含めたかなり狭い範囲の「自己保存の本能」ということでしょうか(その程度差はあるとおもいます。つまり死にたくない、という欲望の差)。もちろん人間に飼われてさまざま調教された個体はこの限りではないと思います。 私個人の推察です。 多分ボノボ(ピグミーチンパンジー)だったと思いますが、ある歳の行った個体は「死とはなにか?」という人間の問いかけに、「静かに眠ることです」と答えたそうですが、これは彼の価値観に関係があるのでしょうか?