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日本語の「はい/いいえ」と英文の「Yes/No」の考え方の違いは??
日本語の「はい/いいえ」と英文の「Yes/No」の考え方の 違いの違いってなんですか?? あと、ある問いに対して同じ内容を伝えるのに、 日本語では、「はい」と言うが 英語では、「No」と答えるのはどのようような場合なんですか?? 教えて下さい!! *あんま意味がわかりずらかったらすみません。
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ニュージーランドの大学に勤務する者です。これは以下のように考えていただければ良いかと思います。 日本語・・・ 相手の考えが正しいか否かにあわせて、 「はい/いいえ」を使い分ける 英語・・・ 自分の言う内容が肯定か否定かにあわせて、 「イエス/ノー」を使い分ける 例をあげて考えてみましょう。たとえばyosayosaさんがお友達と一緒にケーキを食べていたとします。ところが、あんまり美味しくない。そんなとき、どのような会話が成立するでしょうか。 「このケーキあんまり美味しくないね」 「うん、ぜんぜん美味しくない」 これを英語にすると、次のようになります。 This cake is not very good, is it? No, it isn't. It isn't good at all. 日本語で「うん」と言っているところが、英語ですと「ノー」になっていることがおわかりだと思います。この違いはどうして起こるのでしょう。 実は日本語の場合は、「うん」の次に「あなたの言うことは正しい(Yes, you are right.)」という気持ちが隠されています。「このケーキ美味しくないね」という「あなた」は正しい、だから「うん」と返事をする・・・というロジックがあるのです。これに対し、英語の方は「自分」の意見として「ケーキが美味しくない」んだから、「ノー」なんだ・・・という発想です。 無意識のうちに、相手との人間関係の中で「はい/いいえ」を使い分ける日本語と、自分の判断で「イエス/ノー」を使い分ける英語の違いが表れているわけですね。この差は日本人にとって慣れないとしっくり来ないものです。それを克服する一つの方法として、上の例ですと、例えば次のように答えるこのもできます。 This cake is not very good, is it? Right. It isn't good at all. 「ノー」という代わりの方便として、「あなたは正しい」という発想の言葉で答えてみるのも一つの手かもしれません。いかがでしょうか。お役に立てれば幸いです。
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- rabbitmoon
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日本語では、相手が言った言葉の内容がその通りであれば 「はい」と肯定します。 英語では・・・ (例)Do you like coffee? Yes, very much. これは、私がコーヒーが好きなら Yes、 嫌いなら、No と答えます。 (例)Don't you like coffee? (コーヒーが好きではないの?) 日本語なら、「いや、好きなんです。」などと、相 手の言葉の内容に対して「はい」「いいえ」をまず 答えますが、英語では、あくまで私がコーヒーが好 きなら、Yes、嫌いなら No と答えます。 ですので、日本語では、「はい」と言うが、英語では 「No」と答えるのは・・・ 「この本、欲しくないの?」「はい、欲しくありまん。」 Don't you want this book? No, I don't. といった場合でしょう。
You don't smoke, do you? =「タバコは吸いませんよね」 と聞かれて、自分が吸わなければ、 No, I don't (smoke). =「はい、吸いません。」 自分が吸う場合には、 Yes, I do. =「いいえ、吸います。」 と、なります。
少し体験談をお話しします。 海外勤務をしていたころ、日本から来て日の浅い同僚や先輩の緊急コールで職場にかけつけたことがあります。決まってyes,noの混乱が原因でした。既に回答されているように否定疑問文で質問されるとなれない内は混乱が起こります。 例 現地人ー今度の日曜日うちにこられませんか? 日本人ーはい、ちょっと都合が悪いんだ。(欧米人なら、No.で始める) 現地人ーエッ?こられないんですか? 日本人ーはい。(欧米人なら、No.と答える) 現地人ーエツ?OKですか 日本人ーいいえ、都合わるいです。(質問が肯定疑問文なら問題は起こらない) 下手するとこのような会話がえんえんと続き、お助けコールとなるわけです。 日本語では、相手を中心に考えて、質問が否定文でも肯定文でも答えは常に〔あなたが今言われたとおり〕はい、私は出来ます、又は、はい、私は出来ませんとなります。欧米語では自分を中心に、はい、私は出来ます、又は、いいえ、私は出来ません、となるわけです。
- retu-kaioh
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bupu4uさんの言う通り、否定疑問のときですね。分かり易く言うと、英語では相手の尋ね方に関わらず、肯定的な答えを言う時は常に「Yes」、否定的な答えを言うときは常に「No」で返します。「読んだことがあります」と答えたい時は常に「Yes」、「読んだことがありません」と答えたい時は常に「No」で返すのです。「相手の尋ね方は関係ない」というのがポイントです。あんまり分かり易くないですかね?
- hokkainabe
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相手の言った言葉に対して自分の方が正しいという時 相手を否定する・・・というか「自分が正しい」という意味で 「Yes!」と強く言う場合もあります。 日本人の考え方では相手の言葉に対し「No」と言いたいですが 逆になることもあるようです。
訂正です。 #1回答にて最初にある「はい」と「いいえ」を入れ替えて読んでください。 申し訳ありません。m(_ _)m
問題になるのはいわゆる否定疑問文の場合です。 例えば、「あなたはあの小説を読んでいませんよね?」 と聞かれたとき、もし読んでいれば「はい」そうでなければ「いいえ」と答えます。 つまり質問者の予測があっていれば肯定、違っていれば否定で答えるわけです。 ところが英語の場合は質問者の予測を無視して事実との相違で判断します。 ですから 「Haven't you read the nevel?」と聞かれて読んでいれば「Ye, I have.」 そうでなければ「No, I haven't」と答えるわけです。 私の場合、理屈でわかっていても実際の応答で反射的にこう答えるのは難しいですね、やはり。 余談ですが、フランス語だと否定疑問文に肯定で答えるときOui(Yes)でなくSiと答えるそうです。余計ややこしいですね。