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翻訳家の方が、大概1冊に付き1センテンス省略しているのは、単なるミス?
こんにちは、いつもお世話になります。 洋書を翻訳文と共に読み比べるのを趣味としておりますが、、、翻訳家の先生がたが、ほぼ例外無しに、、、一冊に付き、一文から数行、無視して翻訳しています。 初めに洋書を翻訳本と読み比べた時は、差別表現など、今の時代にはふさわしくない部分を意識的に、飛ばしているのかな?と思ったのですが、、、(その本は丁度アジア人に対する差別的表現が、翻訳されていなかったので、、) その後、色々と他の洋書を読み進めていく内に、「単なる読み忘れ???」と思えてきました。 と言いますのも、省略する必要がない箇所を省略しているからです。 別にその箇所が無くてもストーリーを読む上で不便を被る事は無いのですが、、、、。 こういう事は、翻訳者に連絡を取って教えてあげた方が良いのでしょうか? 教えてください、よろしくお願い致します。
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補足
超人、再度の御回答ありがとうございます。 まだまだ、翻訳本という補助輪なしでは洋書を自信を持って読めない僕としては、兎に角、翻訳者様様方にはどんどん訳していってもらいたい、迷惑かけたくない、、、しかし、、、どうして??? と欲求不満を募らせていた中、プロの超人から御回答頂けて感謝感謝です。 >「さっさと済ませちゃいたい」という意味合いの部分ですね。これって入れたいですよね。 そうなんですよ、翻訳本だけ読むと周りの圧力に主人公が負けているみたいで、主人公自身の意思も有った事が分からない訳になっているんですよ。 ただ、本当に有っても無くてあんまり変わりばえはしないんですが、、、。 >ひとつ考えられるのは、全然違う箇所 読み直してみました。むむむ、、次のページ(3段落後)に、『やらなくては。』という文が入っている、、、が、そこは、原文にもhad to doとなっているので、、飛んだ訳ではなく、、単なる訳か、、。。 またこの箇所は、周りの圧力でやらなければと思いなおした箇所なので、訳抜け箇所のサポートにはなっておらず、、、。 でも、まああんまり重要ではないんですが、、、。 >ただですねえ、訳者がうまく訳せずに後回しにした箇所が、つい、そのままになってしまったということは、 なるほど!! そんな原因があるのですね!! 訳(英文理解)は兎も角、小説としての文章に悩む、と某翻訳者がブログでつぶやいていました。 リーディングは1日で終れても、翻訳には1日5ページの時もあるとか。 納得です。 >ちなみに、『フォレスト・ガンプ』の翻訳版は最悪ですよね。 ワハハッ。 確かにあれ程、カットが多い翻訳本は後にも先にも見たことがありません。僕的には毒なし処理された翻訳本もそれなりに好きなのですが、確かに全くの別物になっていましたね!! >あまりに欲求不満で、私は趣味であの小説を勝手に訳しています。でも出版の予定は皆無です。 むむむ!! 残念!! できれば読みたいのですが、確かにあれをそのまま日本で出版するのは不可能か!!!? 生半可ではない差別表現ですからね。 >「アジア人」なんて、生易しい単語を使ってちゃダメですよ、あれは(笑)。 ううん、超人がどんな単語を選んだのかすごい興味があります。しかし、ここはグッと堪えます。 >ついでに言うと、たったの一文だからと思わずに、出版社に連絡するといいですよ。 そうだったのですか! 今の時代出版社のHPに行けば簡単に連絡できますので、これからは連絡する事にします。 >あ、そうそう、それから私ももちろんよく訳し忘れますよ。 これが一番驚いた!! 超人もするという事は、だれでもすると言うことですね! やっぱり、1冊最低でも300ページ前後有りますからね、その中の1文程度、誰でも忘れてしまうのかも知れません。 >だから、再販・改訂の機会を得られるように、本をどんどん買ってもらいたいものですよね。 実は、このカテで、「英語の教材がなんたらかんたら」という質問を読むたびに、本当は「名文の翻訳本と原本を買え!」と言いたくなりつつも、そんな事言っちゃだめ??? 悩む今日この頃です。 名文翻訳本は、芸術的、又学術的観点から見てももうちょっと注目されても良い筈ですよね! それにしても積年の疑問が氷解して爽やかな気分です。 超人、本当に御回答ありがとうございます。