- 締切済み
大学院生です。悩んでいます。
現在大学院生です。 学生として生物関係の研究をしておりますが、不安があります。 それは指導者のあり方です。 基本的な知識を得るためには確かに自分で勉強することは当然であると思うのですが、調べてもどうしても分からない事を聞いても、教えないという事は当然のことなのでしょうか。(むしろあまり理解しておらず教えられないだけというような気がしますが…) また、他の研究室のプロトコル(むしろこちらのほうが一般的)では3~5時間で済む実験もこの指導者のやり方に従うと一般的なやり方より時間がかかりすぎる上に、失敗も多くなります。 それでもこのやり方を貫き通す理由は『安上がり』で『他のやり方は嫌いだから』だそうです。 私自身がその指導者のやり方に従うと結果がだせませんし、指導者自身もうまくいかないことが多いみたいです。また仮に、私が他のラボのプロトコルで同様な実験を行うと、途中でミスさえしなければ必ずポジティブなりネガティブなり結果が出てきます。効率的な実験手技を得ているのかどうか心配です。他にも、ピペットマン(例えばP200)を限界の200μLを堂々と超えた目盛で液体試薬を吸い上げていたりして、基本的なものの扱い方についても問題があるように思えます。 先ほど『安上がり』という話をしましたが、当ラボの研究費は決して悪くはありません。ただ、彼の使い方がクレバーではないように思えます。(細胞培養用の培地を粉と超純水から作ってろ過滅菌して失敗してコンタミを繰り返すより、液体であるものを購入したほうが寧ろ安上がりで余計な時間もかからないと思うことなどが例です。ウェスタンブロット用の一次抗体の希釈したものを何ヶ月も何回も繰り返し使った挙句、何もバンドが見えませんでした…というのもありましたが、これに関してもいかがなものかとも思います。) また、新しい内容の研究を(教授から言い渡されて)いざ始めようとする際、私とその指導者でやっていく(教授的には二人でやれという話だった)際、具体的な打ち合わせをせず、私にすべてまかせておいて放置したままという事もありました。打ち合わせを持ちかけようとしても、自分で勝手にやってくれという態度でした。私なりに考えて実験を組んで進めていき、その途中経過を教授に見せて話をしたところ、様々な点で不手際があり、結局時間と労力、研究費(結構金がかかる実験でした)の無駄となりました。確かに自分でやっていかないといけないことは分かりますが、相談くらい乗ってくれても罰は当たらないとは思うのですが…話かけても無視される事も多いです。研究計画をすべて一人で組み立てて完璧にやれないようでは院生失格でしょうか(できないくらいであれば早急に辞めろという態度を取られているだけなのでしょうか) 一方、当の彼の実績はここ最近4~5年間近く論文が出ていないようです。ろくに結果が出せないような人に教えてもらっててよいのであろうかということと、自分の事だけ考えていて人のことを無視放置するほど余裕のない人に指導者としての適性があるのかどうかということも不安です。 あと、劇物等や高温になる滅菌装置の扱いに関しても危険を感じるところもあります。 私なりに、研究生活の様々な点でここはこうしたほうがよいのではないか?と提案しても聞き入れてもらえません。 確かにそのラボのメンバーであるからには従うのは当然であることは間違いないとは思いますが、不安要素が改善されないことは私の都合だけではなく、今後何か危険なことが起こる可能性があると考えると、大変心配です。極端な話、身の危険を感じます。 教授的には指導者を変えるつもりはないみたいですし、むしろ他にいません。よい対処法は無いでしょうか? 状況が状況で改善の余地が無いなら(自分の身を守る為という観点から言えば自己中心的かもしれませんが)退学も考えております。(きっと就職は難しいとは思いますが)
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答