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イギリスの階級制度は重要か

先日授業でイギリスの階級制度について勉強しました。 そこで先生から、イギリスの階級制度は今日において重要かという質問を受け いろいろ考えてみたのですが、重要である要素が見つかりません。 イギリスに住んだことはないので予想なのですが、階級ごとに差別があるのではないかなと思いました。 でも、階級は必要だと言う人もいるようで、本だけではなかなか答えが見つからないので、ここで質問させていただきました。 イギリスの階級制度の良い点悪い点を含め、今日において階級制度が重要であるか否か、回答をお願いします。

みんなの回答

  • aburakuni
  • ベストアンサー率30% (470/1562)
回答No.4

重要かどうかは価値観の問題ですし、英国に於いてアンケートをとっても分かれる処でしょう。 階級があり差別がある事が是か非かと言う事を価値観無しで語れば、一長一短であり、以下の様な長所を挙げる事が出来ます。 国内での過度の競争を抑制し、歴史や文化的価値を保持出来る。 国内の変化が節度のあるものに留まり、着いて行けない層は僅か。 支配者層は「責任ある高貴」の自覚の元、社会奉仕や慈善活動などに力を注ぎ、民間でのセーフティネットが機能する。 被支配層は能力に合った生活に満足し、能力があるものは海外で飛躍を目指すので、階層を上がるチャンスが無い訳では無い。 実際問題で言えば、バッキンガム宮殿を囲んで見学している被支配者層と、中に入っていく支配者層は外見から異なり、前者は明らかに自己節制が足りず肥満型をしている。 貧困層が肥満型と言うのは社会全体が豊かなためで、努力に寄りそれ以上の生活を望むものには、それなりの能力が発揮できる場があり、可能性を追求する事もできる。

  • issaku
  • ベストアンサー率47% (244/509)
回答No.3

直接の回答ではありませんが、階級制度が現代社会において重要であるということと、必要であるということは別の命題なのだと思います。 前者は現代社会の諸相の観察・分析などから客観的な論述が試みやすいのですが、後者には多分に個人的な価値観が混じりこみがちとなります。課題の目的は生徒個人の価値観を見ることではなく階級という社会概念についての論考を深めさせることにあると思われますので、歴史や現代社会における功罪、つまり良し悪しという観点はまず捨てた上で、政治・文化・経済などにおける反映、つまり影響力といった側面に着目してはどうでしょうか。 つまり階級制度がどのような歴史的経緯をたどり、現代イギリス社会をいかに特色付けているかという見方です。たとえば階級社会の成り立ちがイギリス社会の独自性に関連付けられる要素が多いとすれば、すなわちそれは重要性が高いとみなすわけです。 階級社会の普遍的な論考にまで踏み込もうとすると整理が付かずに主観的な論述となる恐れがありますので留意しましょう。

回答No.2

 階級の必要性は回答が難しい問題ですが、  階層が必然的なものであることは回答できます。 人民は、様々な評価点で格差を見出し、階級を作ります。 学歴・収入・門地・知識など階級は出来上がります。 それが、劣等感のプラス因子として有効になることもありますし、マイナスになることもあるでしょう。 しかし、格差のない・階級のない社会が存在した時代はありませんし、それを意識しない社会はありえません。 例えば、「一億総中流」という意識は、格差がない平坦な社会構造といわれますが、その内部には、細かく階級が創造されることもあります。 以上のように、階級が必然なものと考えれば、イギリスに限らず、人類は普遍的に階級を作りえる存在と考えることができます。 では、具体的にイギリスの階級制度の効果に関して、立法府だけで提示してみましょう。  イギリス上院は、擬似的貴族階級・騎士階級による終身議員議会です。彼らは無償で立法活動を行い、下院審議に適さない外交・教育などの長期的視座・専門性の高い政治案件に関して効力を発揮しています。  伝統ある社会は、特権階級に対して、利権を与える変わりに、特権階級であるがゆえの拘束性もあります。  例えば、特権階級は家族を優先することが許されず、もっとも危険な場所に身を置く責任があったり、社会奉仕のノルマが科せられたりします。  紳士クラブの成員のような彼らは、高貴なるが故の義務(貴族の責務)を負う存在であります。  残念ながら日本の皇族は、「貴族の責務」を負わない傾向で理解されませんが、諸外国の貴族階級は国民の先頭に立って、行動する責務を負い、それがゆえに家名が消えてしまう事例が多々あります。  ある意味では、特権階級が、社会の汚物処理を行う、必要悪を背負うことで社会が回ることもありえる、と思われます。 現代社会において、主権在民・国民国家・人民平等という価値観が支配的ですが、特権を得ずに、貴族の責務を負うような篤志家は数多くいます。そのような人々の評価が日本ではあまり行われませんが、イギリス社会では、篤志家が社会福利の主体として大変に名誉ある地位でありえるのです。 回答として不適切ですが、良い悪いは、様々な部分に噴出します。それを差し引きして計算する上では価値観の問題が入るので、回答できません。階級制度の重要度もやはり価値観の問題が大きく回答しきれませんが、意味を為し、マイナス効果でない限りは、階級制度は必要だと思います。 ただし、”どうしても必要”という性質とは思えませんが。 

  • buchi-dog
  • ベストアンサー率42% (757/1772)
回答No.1

「本だけではなかなか答えが見つからないので」 どんな本を読んだのかを補足して下さい。

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