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イギリスにおける階級制度
イギリスにおける階級制度について、来週大学のクラスで発表せねばなりません。 (それについてちょっと書いてある英文を訳して、そのトピック、この場合は階級制度について意見を述べよということです) イギリスにおける階級制度ということで、アッパー・ミドル・ワーキングの3段階があることや、学歴や職業、言葉遣いに違いが有ることは知っていますが、それだけでは足りなさそうです。 図書館に行くにも、漠然としすぎてよくわかりません。取っ掛かりがみつかりません。 このことについて、何でもいいので教えてください!
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ご質問の主旨とはずれるかもしれませんが、実際に住んでいたときに感じたことです。 昔に比べて随分無くなって来ているとイギリス人達は言いますが、日本人から見るとやっぱり色濃く残っているのがこの階級ですね。べつに現代はきちんとした「制度」があるわけではないです。(王族や貴族は別ですが) たとえば、初対面の人(特に年配の人)に必ず聞かれたのが「どこに住んでるの?」という言葉。これで大体どの程度のランクかを判断されます。極端な話、これで付き合うかどうか決められてしまいます。その時日本でいう郵便番号のようなコードを言うのですが、「ああ、そこはいい地域ね。ご主人は何しているの?」と話題が展開されるわけです。 また、これは有名な話ですが、イギリス人同士がリゾート地で会ったとき、必ずお天気の話をします。何故なら一言話をすれば相手の階級がわかるから。つまり、言葉が全く違うのです。同じ階級でないとそれ以上の付き合いはありません。 イギリスに住み始めた頃「市場に行って肉を買おうと思ったけど、言葉が全然わからなかった」と近所の人に話すと「大丈夫、私にもわからないから」と真顔で言われ驚いたことがありました。 向こうの新聞で読んだのですが、 ある労働者階級の人が宝くじで大金を得て、高級住宅街へ引越しをしたけれど、結局そこでご近所づきあいが全く出来ず、元の地域へ戻ったけれどそこでも「自分達との付き合いを捨てて、高級住宅街へ越した奴」というレッテルを貼られ、元の付き合いは出来なかったという話。 差別をしているのではなく、区別している、という印象を強く感じました。
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- Reffy
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アッパー、ミドル、ワーキングはクラスで大まかな格付けです。階級という場合には、ロイヤルファミリー、公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵などの世襲制の貴族階級と一代限りで与えられる準男爵やナイトと呼ばれる騎士があるといった理解が必要かと思われます。 講談社の現代新書や、筑摩書店のちくま新書などに本が多いですが、読んだなかで面白かったのは中公新書の「階級にとりつかれた人たち」だったかな…違ったかな~(^^;) いま手元にないので、作者がわかりません、タイトルもイマイチ…でも中公新書だったのは確かなんです。他にもまとめ買いした同じ色の本があるから…。 見つけられたら読んでみて下さい。 ちなみに、使う言葉にも厳然とした区分けがあります。お上品階級は汗をかくことをsweat とは言わずperspirationと言うし、有名な所では紅茶を飲むのにミルクを先にいれるのはワーキングで先にミルクをいれたらかき混ぜるスプーンを洗う手間がかかないから…というのがありますよね。 言葉遣いの違いについては往年の名作、My Fair Ladyの映画をレンタルででもごらんになると、アッパーとミドルとワーキングの違いがわかりますよ。
お礼
ありがとうございました☆
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