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江戸時代の日本語文を書くために参考になるものがありましたら教えてください
こんにちは。 江戸時代に書かれたという設定の文章(小説です)を書こうと思っています。 当時の文法規則や語彙などの知識が高校レベルでしかないので、 一から勉強をしようと考えているのですが、このような目的において 参考となる図書やWebサイトなどを教えていただけないでしょうか。 江戸時代だけでなく、明治時代、大正時代、昭和時代の文章も 書きたいと考えていますので、そちらの方でも参考になるものが ありましたら教えてくださると助かります。
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所謂「江戸学」と云うものの嚆矢になりますが、よく調べが届いています。欠点は新本で入手できない事と巻数が多い事でしょうか。 三田村鳶魚の著書をお勧めします。(中公文庫にはいっていたが品切が大半)「捕物の話」「相撲の話」「お家騒動」等々色々あります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E7%94%B0%E6%9D%91%E9%B3%B6%E9%AD%9A あと、明治になってから、旧幕時代の岡っ引きが、その思い出話をかたると云う趣向の岡本綺堂の「半七捕物帳」(光文社文庫)は、江戸と明治の入り混じっている時代をよくあらわしています。 御参考にならば幸甚です。
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青空文庫をご利用になるといいと思います。 戦前の名作がタダで読めます。 戦後生まれの小説家の書いた時代小説は、言葉遣いがめちゃくちゃですが、青空文庫にある大家の書いたものは、立派な昔言葉が使われています。 青空文庫で「ござる」をキーにして検索したら、以下のような小説が沢山出てきました。 いろいろな利用の仕方が考えられます。 佐々木味津三「右門捕物帖」 青空文庫ヨリ http://www.aozora.gr.jp/cards/000111/files/593_19517.html 「では、川西万兵衛(まんべえ)、差し出がましゅうござるが吟味つかまつる。――音蔵殺し下手人やまがらお駒(こま)、ここへ引かっしゃい」 「はッ。心得ました。――浅草宗安寺門前、岩吉店(いわきちだな)やまがら使いお駒、お呼び出しでござるぞ。そうそうこれへ出ませい……」 しいんと呼びたてた声がこだまのようにひびき渡って、満廷、水を打ったようでした。春もここばかりは春でない。
- kogotokaubewe
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お礼
迅速なご回答、ありがとうございます。 リンク先の「戦争の際の焼失を免れた」という下りで気がついたのですが、 江戸時代より前の時代についてのこのような辞典は、仮に存在していたと しても逸失してしまっている可能性が高いですね…… 文法規則はあまり変化していないでしょうから、やはり語彙を覚えることに なるのでしょうね。