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IASCからIASBに変更した経緯
IASCからIASBになったことで何が変わったのでしょうか? 行政機関から民間団体に権限委譲したのかなと思っていたのですが、IASCも民間団体だったのですよね? IASCは「Committee」で、FASBとIASBとASBJはみんな「Board」なので、「Committee」と「Board」だとどのような違いがあるのでしょうか?辞書で調べても、両方とも「委員会」とでてきて、さらに「Board」の方が「~省」という意味があるみたいで、政府よりなのかなと思ったのですが・・・。 それと、日本語だと、国際会計基準委員会から国際会計基準審議会になって、アメリカも米国財務会計審議会なのに対して、日本が企業会計審議会から企業会計基準委員会になっているので、よけいに混乱してよくわからなくなってしまいました。「審議会」と「委員会」という名前と、民間か行政かには関係がないのでしょうか?? 国際会計と米国会計と日本会計のそういった団体の経緯を教えていただけたらと思います。 よろしくお願いします。
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- kitaji2007
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#1です。 IASCがISABに改組して影響力を与えられたというよりも、 ここで制定された基準がEU内の上場企業に義務づけられたことにより影響力を持つようになったというのが正しい理解かと思います。 IASCがISABに改名した名前の由来は知りませんが、「board」や「committee」に深い意味はないのでは。
- kitaji2007
- ベストアンサー率41% (5/12)
それでは、IASC(国際会計基準委員会)とISAB(国際会計基準審議会)について説明します。 IASCが定めた会計基準は、IAS(国際会計基準)と呼ばれてます。IASCは、1973年に9ヶ国の会計士の団体にて創設。創設の目的は、各国の会計制度をもっとすぐれたものにすることでした。当初はただの民間団体で何の影響力もありませんでした。 しかしこのIASCの活動に、IOSCO(証券監督者国際機構)が目をつけたところから、活動は変わりました。IOSCOは各国の金融庁のような役所の集まりです。このIOSCOがIASを、異なる国の企業で作成されても比較可能な会計基準として、支持をしました。 そして2000年6月にEUがIASをEU内の上場企業に義務つけました。 2001年4月、IASCは体制を強化し、ISAB(国際会計基準審議会)に改組されました。ISABが制定する規準をIFRS(国際財務報告基準)と呼ばれております。
お礼
ありがとうございます! IASCの体制を強化したというのは、IASBになって更に影響力が強くなるような権限が与えられたと捉えていいのでしょうか。 それと、「審議会」と「委員会」という言葉、「board」と「committee」という言葉の違いには特にないと考えて大丈夫でしょうか。日本語訳と英語でクロスしているようなので・・・