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最優良証拠主義採用の理由は?

裁判員制度やカレー事件、足利事件を見ているうちに 最優良証拠主義という言葉を目にするようになりました。 内容は検察側が被告の有利に働く証拠等は提出する必要がない。 っということだと理解はしています。 が、この最優良証拠主義はどうして採用されているのでしょうか? 証拠は事実として客観的に判断すべきではないのでしょうか? この最優良証拠主義が導入された経緯または良い面等を教えていただきたく考えています。

質問者が選んだベストアンサー

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  • kitaaji
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回答No.3

No.1です。 補足ですが、「最優良証拠主義」というものはないという点では、No.2様のとおりだと思っています。 >では逆に検察側は自分達が証拠を見つける過程で  被告が明らかに無罪だとわかってしまった場合、  自ら起訴を取り下げた事例等はあるのでしょうか?  これについては、調べてみましたが、弁護士・裁判官から指摘されて取り下げたのが、例えば平成19年2月に大阪地裁であったもののようにあるようですが、自分たちで分かった場合の取り下げというのはみつかりませんでしたし、それをそのとおり発表するのかということからしても・・・どうなんでしょうか。

rythm
質問者

お礼

お調べいただきありがとうございました。 裁判・弁護側からの指摘っていう部分が痛いですね。 一度あげたこぶしはなかなかおろせないのが痛いです。 最優良証拠主義に関してはわかりました。 また、世間一般の人がそういった目でみることも理解できます。 捜査過程の透明性は必要だなと思いました。

その他の回答 (2)

  • explicit
  • ベストアンサー率16% (41/250)
回答No.2

そういう主義は無いです。ブロガーが誤って使ったんでしょうね。証拠資料の証明力を判断する内容の解釈を適当に言ったんじゃないかな?

  • kitaaji
  • ベストアンサー率43% (7/16)
回答No.1

 最優良証拠主義の意味合いはちょっと違うと思います。  内容としては、ある事実を証明するための証拠がたくさんあるときに、その中のもっとも証明する力の強いもの1つまたは数個に絞って証拠を使うということだと思います。  例えば、被告が犯行現場にいたということを証明する証拠が、目撃者Aさん、Bさん、Cさん、Dさんの4人の警察官が事情聴取して作った調書がそれぞれ1部ずつの計4部、その4人が検事に話して検事が作った調書が4部、犯行現場にあった防犯カメラの鮮明な映像のデータの合計9があったとして、今までは、検事はその全部を証拠として出して、さらに目撃者4人を証人として裁判に呼んで話をさせていたというようなことをしていたので、たくさんの証拠があり(だからカレー事件では数千件の証拠があったそうですが)、そのすべてを裁判官が調べるので、時間がすごくかかっていたというところを、最優良証拠主義の考え方では、これを検事が裁判に出す証拠を防犯カメラの映像1つだけとして、それだけで証明する、という感じかと(もちろん証明するのに足りるならという前提で)。  なぜこのようなことが導入されるかというと、裁判員制度が始まると、裁判員は一般人ですから、裁判に時間をかけていられないし、そんなたくさんの証拠をみていると、理解不能になるからということのようです。  検事が被告の有罪を証明するためには、これからも当然証拠があることが大前提ですが、裁判員制度のため証明する事実ごとに最優良の証拠に絞って裁判に出していくということのようです。  このようなシステムを可能にするための新しいやり方として、公判前整理手続というものがあるみたいです。ここで証拠の検討を事前にやるということみたいですね。

rythm
質問者

お礼

そうなのですね。 色々みるかぎり、 被告に有利に働くような証拠は出さない ってありました。 たしかにすべてを議論しだしたら終わらないと思います。 では逆に検察側は自分達が証拠を見つける過程で 被告が明らかに無罪だとわかってしまった場合、 自ら起訴を取り下げた事例等はあるのでしょうか?

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