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カウンター電極に関する質問
カウンター電極に関して2つ質問させてください。 1、カウンター電極は作用極の電流捌け口であるため、作用極と同じくらいの面積にする必要があるという話を聞くのですが、 もし作用極の面積より小さかった場合にはどうなるのでしょうか? 参照電極に電流が流れて参照極が壊れてしまうのでしょうか? もし作用極の面積よりも小さかったとしても、流す電流量が小さければ、作用極よりも面積が小さくても構わないと思うのですが、どうでしょうか? 2,それと一般的に用いられるカウンター電極について教えて下さい。 白金電極と金電極以外にどういったものが用いられますでしょうか?
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対極で起こる反応が全体を律速しないことが担保されれば問題ない. 大面積にするのは,保険のようなもの.とりあえず大きくしといて悪いことはない. 対極で律速されるということは,対極電位をポテンショスタットの出せる電圧の限界まで上げても,作用極電位を設定値にできないという状況であり,ふつうのポテンショスタットなら何らかの警告が出る.参照極には何もおこらないが,単に電位が設定値にならないので,測定が意味をなさなくなる,というだけのこと. 白金は無難なんでよく使うが,要は自分が溶解したりして測定系を汚す可能性がないなら,極論すればなんでもよい.カーボンとかを使ったこともある.グラスフリット等で対極室を分離してしまう場合などは,それこそ何でもよい.