※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:電気化学初心者~ポテンショスタットの原理について教えて下さい。)
電気化学初心者~ポテンショスタットの原理について教えて下さい。
このQ&Aのポイント
ポテンショスタットとは、電気化学実験で使用される装置の一つです。三極式のものが一般的に使われており、浸漬電位などの電気化学的な現象を制御する役割を果たします。
浸漬電位は、電気化学実験において物質の表面における電位を指します。例えば、中性NaCl通気溶液環境で浸漬している場合、作用極側でアノード反応、対極側でカソード反応が起こり、電流が流れます。浸漬電位と標準電位は異なる概念であり、浸漬電位は試験片単独での電気的中性条件が満たされている場合の電位を指します。
浸漬電位は、試験片における様々な反応速度や腐食の程度を測定する上で重要な情報となります。また、参照電極には電流が流れないのは、電極の構造や反応によるものです。
電気化学初心者~ポテンショスタットの原理について教えて下さい。
現在仕事の関係で電気化学を勉強しています。
そこで、タイトルにもありますようにポテンショスタットについて教えて頂きたいのです。
ポテンショスタットは三極式のものを用いております。ここで、いくつか疑問があります。
(1)
浸漬電位(平衡電位?)の状態が良く理解できません。
例えば中性NaCl通気溶液環境で、対極に白金、作用極に鉄などの試料を用いた場合を仮定します。どちらにも分極しないで浸漬していた場合、浸漬電位が観測されると思います。この状態では、作用極側で鉄のアノード反応、対極側で酸素のカソード反応が起こり電流が流れていると考えて良いのでしょうか?
教科書によると「その浸漬電位とその時電流で示される速度で腐食しているが、その試験片単独で電気的中性条件が満たされているから外部への電流収支はない」とありましたが、この意味も良く理解できません。
(2)
上記(1)の条件で浸漬した場合、白金と鉄の間では電池が形成されていると言うことでしょうか?
(3)
仮に作用極にも白金を用いた場合は、浸漬電位はどうなるのでしょうか?
(4)
浸漬電位と標準電位は同じ意味と考えて良いのでしょうか?
(5)
参照電極に電流がながれないのはなぜでしょうか?
大変基本的な質問で申し訳有りませんが、ご教示宜しくお願い致します。
補足
早速のご回答ありがとうございます。 またまた基本的なことかもしれませんが、 >上記(1)の条件で浸漬した場合、白金と鉄の間では電池が形成されていると言うことでしょうか? 当然形成されていません. これは、異種金属の接触電池を考えると鉄と白金がつながっていれば電池が形成されるような気がするのですが、違うのでしょうか? すみませんが、宜しくお願い致します。