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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:電気化学初心者~ポテンショスタットの原理について教えて下さい。)

電気化学初心者~ポテンショスタットの原理について教えて下さい。

このQ&Aのポイント
  • ポテンショスタットとは、電気化学実験で使用される装置の一つです。三極式のものが一般的に使われており、浸漬電位などの電気化学的な現象を制御する役割を果たします。
  • 浸漬電位は、電気化学実験において物質の表面における電位を指します。例えば、中性NaCl通気溶液環境で浸漬している場合、作用極側でアノード反応、対極側でカソード反応が起こり、電流が流れます。浸漬電位と標準電位は異なる概念であり、浸漬電位は試験片単独での電気的中性条件が満たされている場合の電位を指します。
  • 浸漬電位は、試験片における様々な反応速度や腐食の程度を測定する上で重要な情報となります。また、参照電極には電流が流れないのは、電極の構造や反応によるものです。

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  • c80s3xxx
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回答No.1

>どちらにも分極しないで浸漬していた場合、 つまりポテンショスタットは動いていないってことです. この場合, >浸漬電位が観測され ますが,そのときには電流は流れません.電流を流さずに,ただ電位を測っているだけです. >この状態では、作用極側で鉄のアノード反応、対極側で酸素のカソード反応が起こり電流が流れていると考えて良いのでしょうか? だから,流れていないわけです.というか,ポテンショスタットを動作させずに電位を観察するエレクトロメータモードとは,そもそもそういう測定をするためのもので,このときは対極は必要ありません. >「その浸漬電位とその時電流で示される速度で腐食しているが、その試験片単独で電気的中性条件が満たされているから外部への電流収支はない」 書いてある通りなんですが.要するに試験片自体がアノードとカソードを兼ねている状態.局所的にアノードとなっているところとカソードになっているところがあるわけで,アノードでは鉄の酸化腐食,カソードでは酸素還元がおこっているわけですが,電流電位曲線書いて,アノード電流とカソード電流の絶対値が一致する電位を試験片が持っていることに相当します.反応してるけど,正味電流はなし. >上記(1)の条件で浸漬した場合、白金と鉄の間では電池が形成されていると言うことでしょうか? 当然形成されていません. >仮に作用極にも白金を用いた場合は、浸漬電位はどうなるのでしょうか? 腐食とは無関係な電位が出るだけです. この場合の自然電位は本来液中酸素濃度で決まるはずですが,白金の酸素還元についての能力は高くないので,平衡論的には意味のない数値しか出てきません. >浸漬電位と標準電位は同じ意味と考えて良いのでしょうか? ぜんぜん違います. >参照電極に電流がながれないのはなぜでしょうか? 参照極に電流を流すと電位が動いてしまうので,流したくない.そのための三電極法であり,ポテンショスタットはそのように動くように作られているからです.

kasaguranding
質問者

補足

早速のご回答ありがとうございます。 またまた基本的なことかもしれませんが、 >上記(1)の条件で浸漬した場合、白金と鉄の間では電池が形成されていると言うことでしょうか? 当然形成されていません. これは、異種金属の接触電池を考えると鉄と白金がつながっていれば電池が形成されるような気がするのですが、違うのでしょうか? すみませんが、宜しくお願い致します。

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その他の回答 (1)

  • c80s3xxx
  • ベストアンサー率49% (1635/3295)
回答No.2

>異種金属の接触電池を考えると鉄と白金がつながっていれば電池が形成される その通りですが,電位計測モードでは白金極は回路から切り離されていますので,電池になりようがありません. 白金電極というか対極は電位印加するときにはじめて回路の中に入ってきます.

kasaguranding
質問者

お礼

早速のご教授大変ありがとうございます。 これで疑問がスッキリしました。 ありがとうございます。

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