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半導体を作用電極として使った場合、三電極系にする必要がないのはなぜですか?

以前、半導体を作用電極として使った場合、三電極系にする必要がないという話を聞きました。 理由としては半導体表面には電気二重層が形成されない、ということでした。 しかしながら、三電極系にするメリットは参照電極の濃度分極を防ぐことにあるはずなのにこの理由はおかしくないでしょうか? 作用電極の電気二重層の有無は関係ないように思うのですが・・・ また半導体電極には空間電荷層というものが形成されるはずですが、これは電気二重層のように分極が 電圧により変化したりすることはないものなのでしょうか?

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  • c80s3xxx
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回答No.1

話を聞き違えてるか,元の話が間違ってるかのどちらかでしょう. 半導体電極はむかしさんざんやりましたが,当然,基本は三電極ですよ. 空間電荷層は,電気二重層より電位依存が大きいですよ.半導体のドープレベルによりますが,第0近似としては,電位変化は基本的に空間電荷層で消費される (溶液に接するところのレベルは固定) とみなしていいくらいです.空間電荷層容量と電気二重層容量の大きさを比べて,半導体バルクと溶液バルクでどのような電位配分になるかを見積もってみるといいでしょう.

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