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新株払込金及びその考え方について

質問が2つありますが、どうぞ宜しくお願いします。 1. 新株払込金とは具体的にどういうものなのか教えてください。 2. 1株当りの純資産や株主(自己)資本率を計算する際、株主資本から新株払込金又は新株申込金を控除して計算されているのを良く見かけますが、新株払込金を控除する理由(根拠)を教えて頂けないでしょうか。いろいろ調べたのですが、明確な理論的根拠が得られず困っています。 お願いします。

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回答No.1

1.新株式払込金 会社が新たに株式を発行して新株主を募集する場合、株主となる人たちに対して「この日までにお金を振り込んでね」という払込期日を設定します。新株式払込金は株主となる人たちから振り込まれたお金(別段預金として銀行口座に預けられている)のことを指しますが、商法上は「払込期日の翌日」から株主となると定められています。そのため例えば払込期日を決算期末日と設定しているケースでは、期末日の貸借対照表では新株式払込金(株主となる人たちの払込部分)として表示され、翌期の期首に資本金(株主の払込部分)に振替えられます。 2.控除する理由 上述のように、新株式払込金は未だ「株主となっていない人たち」からの払込部分になります(新株申込証拠金も同様)。もともと一株当たり純資産や自己資本比率といった指標は「株主」に帰属する財産を見るものなので、「株主となっていない人たち」に帰属する新株式払込金は計算上控除することとなります。

Tesuo
質問者

お礼

先月末より長期海外出張に行っていたため、返事遅れ大変申し訳ありませんでした。非常に分かりやすく、明確な回答頂きありがとうございました。非常に助かりました。

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