哲学の修士論文が書けない
質問お願いいたします。
私は現在哲学専攻の修士一年で、四月から二年になります。しかし、恥ずかしながら「論文」というものがどういうものなのか分からないまま、現在に至っているので一文字も書き出せない状態で辛いです。
卒論は、自分に引き寄せすぎて「アカデミックではない」と評価され、もっと研究者に近づいて研究するように、そして先行研究を読んで自分がどの立場なのかよく考えて書き出すようにと言われました。
先行研究を読むと色々な立場が書かれていましたが、私の気持ちとしては「その哲学者の本を読むだけで満足してしまうので、賛成も反対の立場もない」というのが正直な気持ちです。なのでアウトプットしようとすると、その哲学者の文章のまとめだけになってしまい、自分の立場が決められません。なぜ立場を決めなければならないのかが分からないのだと思います。
論文の書き方という本は何冊も読みましたが、書き方や形式はのっているものの、これから私の書く「論文」がどういう意義を持たせればいいのか、がつかめず混乱するだけでした。
指導教授にも何回も尋ねましたが「とりあえず意見を出していこう」と言われているのはわかりました。なんだか腑に落ちず、色々聞いていたらついに「上手く教えられず申し訳ない」とさじをなげられてしまいました。理解力がなくて、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
学部生(違う大学です)のとき、「君の意見はそんなに重要じゃない、今は修行中なんだから、ただ彼の思想をまとめて理解できればいい。修士も同じだ」という指導を受けていたので、今の時点で自分の意見…と言われて戸惑ってしまっているのかもしれません。
春休みはとうとう一回も勉強せず、危機感ばかりが募って具体的に行動にうつせなくて焦っています。私は哲学専攻ですが、学科が哲学ではないので周りに哲学をやっている人が一人もいなく、議論もできません。
それに加えて最近哲学に興味を失っているのがわかります。そんなこと、考えてもしょうがないよ…と諦めてしまう自分がいて情けないです。
どうにかして前へ進みたいのですが、もがけばもがくほど沈んでいっているような気がしてなりません。論文を完成させたい気持ちはあります。しかし自分はどうすればいいのか、見当がつきません。
分かりづらい文章で申し訳ありません、どうか、ご助言をお願いいたします。
お礼
ありがとうございました!