- ベストアンサー
御用
変な質問で申し訳ありませんが、テレビの時代劇の中で、おかっぴきが「 御用だ、御用だ 」 と言いながら 御用と書かれた提灯を持って登場している場面が有ります。 窃盗団や辻斬りに対して 「 ちょっと申し訳ありませんが、もしかして窃盗団の方々でしょうか? 間違っていたらすいませんけど、この辺を荒らし廻っているでしょうか? 」 と聞いているように感じてしまいました。 そもそも 「 御用 」 という言葉を江戸時代に実際に使っていたのか、または「 御用 」 とは、用がある!神妙にせい と威嚇の意味のほうが強い言葉なのでしょうか? 以上の事、宜しくお願いします。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんばんは。面白いのでまた来ました。m(__)m >御用聞きの小僧さんが ・・・ 多分そんな所ではないかと思います。 ちょっと脱線しますが、同じような変遷を遂げたのであろうと思われる言葉で、「ちょうだい」があります。 私は子どもの頃、時代劇でこの言葉が出て来るとあまりに可笑しくてしばらく笑いころげてました。 なぜなら、今はこの言葉は子どもが親に何かねだる時に使うでしょ。 侍やお殿様がおねだりしてるみたいに思えたからです。 大石蔵之助も言ってますよね「吉良様の身しるし頂戴いたす」。 別に吉良様に首をちょうだいってねだってるわけじゃありません。 こんな感じで変遷して来た言葉というのは結構あると思います。 例えば「貴様(きさま)」ってのは相手をブン殴る前に言いますが、感じの意味は「あなた様」だし、貴い人に対して使う文字が並んでますよね。 ルーツは何なのか興味津々です。 ちょっと脱線しました。m(__)m
その他の回答 (5)
- mycrosoft
- ベストアンサー率13% (2/15)
回答というよりは感想です。 質問の発想自体がとても楽しい質問だったと思います。 かなり、興味をもって読ませていただきました。 だれもが疑問に思いながら、なんとなく過ごしてしまいそうなことを 見事に質問にまとめて、おられます。 また、皆さんの回答とのやりとりも、 楽しく読ませていただきましたし、考えさせられる内容でもありました。 ありがとうございました。
お礼
ありがとうございます。
- myeyesonly
- ベストアンサー率36% (3818/10368)
こんにちは。この場合の「御用」とは、すでに述べられているように「お上(幕府)の用事である」ので誰でも従いなさいという事です。 つまり、裏返して言うと、「逆らうと公務執行妨害である」ともいえます。 提灯は、それを明示するために用いられたもので、昼間でも大量出動するような時や幕府の用事で何か運ぶような時は野次馬よけなどの為に用いたようです。 掲げておけば、「お上の仕事であるので部外者立ち入り禁止」として使えますので。 また、運搬時等は、荷車に「御用」と書いた立て札を付ける事もしたようです。 御用金と言えば幕府のお金、もしくは幕府に納めるお金ですよね。 その強制力は、今の「公務執行妨害で逮捕する」よりは戦前戦後の「畏くも天皇陛下様に置かれましては・・・」位の威力があったようです。
お礼
御返答ありがとうございます。 野次馬よけなどにも使われていたのですか。 御用聞きの小僧さんが 「 御用はございませんか?」 と聞くのは お上の真似をした、と捉えても良いのでしょうか?
- taknt
- ベストアンサー率19% (1556/7783)
参考URLを見ると 使ってたとかかれてありますね。 公務という意味あいが強そうな感じがしますね。
お礼
御返答ありがとうございます。 丁寧語。朝廷、幕府などの用事、公務。犯罪人を捕らえる事。 政府などの権威にへつらって主体性のない事。御用聞き。 以上の意味が有るのでしたら、「 御用 」 という看板を掲げて警備にあたっている時や、権威に媚びた意味、御用聞きの「 御用は、ございませんか?」 と 言う時などのように、いろいろな使い方をしていたと考えても良いのでしょうか?
- SilverHawk
- ベストアンサー率38% (221/575)
お上(幕府、将軍家)の御用、という意味ではないでしょうか。 御、は将軍家に対する敬称で、自分は将軍様からの御用を承っているのだ、というニュアンスではないかと。
お礼
御返答ありがとうございます。 将軍様からの御用を仰せつかっているので、「 御用です、神妙にしなさい 」 という事なのですか。
- ajyapa-paso
- ベストアンサー率34% (61/179)
『御用』を辞書を見てみると… ○昔、官名で犯人を逮捕したこと。また、そのときのかけ声。(旺文社 国語辞典 参照) ○江戸時代、捕り方が犯罪人を捕らえること。また、その時に発した語。(goo[国語辞典]参照:参考URL) …とありました。 実際に使っていたかどうかは…わからないです。すみません…。
お礼
御返答ありがとうございます。
お礼
御返答ありがとうございます。 御用、ちょうだいします、貴様、などの言葉は、使われていた時代から いろいろな意味 ( 両極端 ) を含んでいたのか、変化したものなのかは判りません。 もしかして、相手が悪人や罪人だとしても同じ人間なのだから 敬う気持ちが有り、あやふやな物言いや、独特の美学 ( 大袈裟?) から 来たものなのでしょうか?