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電気自動車、燃料電池車開発のための進路
最近電気自動車、燃料電池自動車の開発が進んでいますが、私は将来そのような自動車の開発に携わりたいと思っています。その場合、大学へは機械工学科、電気工学科どちらに進むほうが良いのでしょうか。またその学科のどの分野を専攻したらよいのでしょうか。それともどの機械・電気工学のなかのどの分野を専攻しても、電気・燃料電池車の開発に携わることができ、結局は就職後そういった自動車メーカーなどの研究施設で自分で必要な知識や技術を学び開発を進めていくのでしょうか。回答よろしくお願いします。
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- R-bit
- ベストアンサー率50% (1/2)
自分は今現在,機械科の大学院で自動車企業と一緒に研究をやっていますが,自動車というものにも色々な要素が必要で,それぞれの分野で様々な研究をしています. 電気自動車ひとつとっても 車体をつくる金属材料 モーターの効率を上げる為の制御 車を作る為の精密加工 樹脂材料や電池を作る為の応用科 音や振動を最適化する振動 電気自動車を使える町のインフラを作る為の社会環境 車の周りの流体力学 正直言って,どんな学科であっても電気自動車と関わる事は出来ると思います. 極端な事を言ってしまえば,自動車会社に行ったとしても,大学で習った事が必要とされるとも限らないようです. 車を作る為には何が必要だろう? こんな事解決する為には何を勉強すればいいんだろう? そうやって色々な分野の勉強をしながら,車を作っていくそうです. でも,確かに機械工学や電気電子を知っている人の方が自動車会社は欲しいだろうし,就職してからも便利な事は多いと思います. さて,本題ですが…(多少は機械科びいきな目線になてしまいますが) 機械科は機械を作る所から乗る所まで,大体全ての分野が学問として網羅されていると思います. 電気科は(当然昔の機械科から生まれた学問なので)電気的な分野に偏っている印象を受けます. ちなみに,自分は機械科ですが電気工作もすればプログラミングもするし流体力学が一番の専門ですが,化学反応も勉強しないと研究が進みません(笑) キッチリと細分化された「コレ」という研究目標が無ければ,機械科の方が合っているような気がします.大学の学科案内で,研究室の一覧と研究例が載っているモノを眺めて,「これ面白そう!」って大学(研究室)を目指して行くのが良いと思います. 目標がきっちりとある事はいいことだと思います. 偶然の出会いが人生を変えてしまう事もあるとも思いますが… 夢に向かって頑張ってください.
- BASKETMM
- ベストアンサー率29% (240/806)
大学の在学年度など高々4年ですね。大学院でも数年です。企業に入れば数十年勉強するのです。 何にでも対応出来る広い視野を持ちましょう。学科の名前に捕らわれないことです。 よく、理論か応用かと対比させることがありますが、基礎理論の部分をよく理解しておけば、応用力が付くように私は思います。
- starshira
- ベストアンサー率55% (141/256)
どこの部分の開発をしたいのかによります。 No.4のかたがおっしゃるように、「電気自動車、燃料電池車開発」とくくってしまうと役員クラスです。 電池そのものなのか、(化学、電気) モーターそのものなのか、(機械、材料) モーターの制御の方法なのか、(制御、電気、機械) それらを組み合わせた車の企画なのか、(文系も可) それから、最近の学科名というのはあまりあてになりません。 学生を集めるために奇をてらった学科名にしているところもありますし、 近年では電気・制御・情報・機械というのは深く結び付いているため、 学科名と中身が、入学前のイメージと合わない場合もあります。 同じ学科名なら全国どこでも同じ方向性というわけではないので。 最初は学科名に縛られず、いろいろな学科を調べて、自分のやりたいことをやっていそうか、見極めるとよいと思います。
お礼
お返事ありがとうございます。 starshiraさんのおっしゃるとおり、同じ電気・電子工学科でも、大学によって研究している分野がまったく異なるので慎重に進学先を決める必要がありますね。もう少し自分で調べてみて、興味のある分野を勉強したいと思います。
- jamf0421
- ベストアンサー率63% (448/702)
「電気自動車、燃料電池車開発」とくくってしまうとトヨタとかホンダの役員にでもなっていただくしかありません。 技術そのものは細分化されていて、第一線技術者として携われるのはそのごく一部というところだと思います。燃料電池車の燃料電池を例にとってもMEA(膜電極接合体)が心臓になるのでしょうが、中につかうフッ素を含むポリマー(Fを含まないのもあり)、カーボンブラックの選択、MEAへの使用法、そこに使うPt触媒の調製法等があります。触媒は心臓中の心臓部です。それらと他の部品を組み合わせてスタックにし、電池の形にしますが、いたるところに技術課題が潜んでいます。燃料電池だけでも全部の詳細を知ることも携わることもできません。燃料電池ができたところで車では蓄電池と組み合わせてやることも考えられており、システム構築が必要です。また電気が作られるのでどんなモーターにするのかの問題もあります。1個のモーターからシャフトで車輪に動力を伝えるのか複数のモーターを車輪毎につけるのかも選択の余地があります。 逆にいえば機械屋でも電気屋でも化学屋でもいろいろな形で参画できるはずです。ただし、自動車会社に就職できてその部署に行かせてもらえるのかは判りませんが...
お礼
お返事ありがとうございます。 まったくの勉強不足で質問を投稿して申し訳ないです。燃料電池車にいろいろな分野の最先端の技術が必要ということがわかりました。もう少し自分で調べてみて勉強する分野を決めてみたいと思います。
- tetsumyi
- ベストアンサー率25% (1946/7534)
近年電気自動車の開発に自動車業界は全力を注いでいるように報道されていますがモータ駆動の自動車関係としては各社は電気メーカと協力し10年以上前からインバータ制御、モータ関係は既に完成した分野としてバッテリーフォークリフトとして普通に販売されています。 問題は高性能、長寿命で低価格の燃料電池の開発ですが自動車業界はこの分野の開発能力はゼロです。 化学分野の大手企業、大学に出資して共同開発という形で燃料電池自動車の実用化に向かっていると言えます。 と言うことで燃料電池車の開発の中心は化学分野の研究室や大手企業ということになるのではないでしょうか? しかし、5年以上先では既に基礎的な部分で開発は完了し大量生産、低コスト化に力を注いでいると考えられます。
お礼
お返事ありがとうございます。 モーター関係になんとなく興味があったのですが、やはり勉強するなら、この先の開発の課題となっている分野の勉強をしたいなと思っています。 最近のニュースなどによると、各自動車会社はバッテリーの開発に力を注いでいるみたいですね。もうすこし自分で調べてみて、勉強する分野を決めたいと思います。
- TEOS
- ベストアンサー率35% (758/2157)
夢を壊す様で申し訳ないけど、大学で仮に電気工学で燃料電池の勉強 をしたとしても、企業に入っても必ずしも、燃料電池の関する仕事は 出来ないと思います。 たぶん、大学で膜、セルの勉強しても、企業はもっと先に進んでます。 白金触媒の膜を1枚作るのも苦労するかもね。 大学の先生が、電機会社メーカーからスカウトしたきたような、優秀な人でないと、まともな勉強が出来ないです。 水素ガスとかを使うので、接続配管も気密性が要求されます。 高い継ぎ手ですので、お金が掛かる仕事です。 あくまで、パーツの研究しか出来ないよ。自動車会社でも、沢山の関連会社が、それぞれのパーツを研究して、1台の車になるのです。 一度、燃料電池車を隅から隅まで見てください。何社が関わっているか 判ると思います。 私は燃料電池の仕事はしてないけど、ガスの接続ユニットには 興味が有ります。 身近なところで燃料電池の研究してるし、 環境フェアーには毎回、電気自動車等が出てます。 よく見てきてください。 見ても判らない事ばかりだと思う。 担当者に、質問をしまくってください。
お礼
お返事ありがとうございます。 そうなると大学というのはそういったものの基礎を学ぶということになるんですかね。 自分で燃料電池車、電気自動車のもうちょっと深いところまで調べてみて、そういった車にふれる機会があったらぜひ参加したいです。
- MOMON12345
- ベストアンサー率32% (1125/3490)
自動車なら機械、モータなら強電、制御なら弱電、電池なら化学でしょうか。 何をメインにするかで大きく変わると思います。
お礼
お返事ありがとうございます。 電気自動車ひとつにしてもやはりいろいろな分野の技術が必要なのですね。もうちょっと調べて、どの分野を勉強するか決めたいと思います。
お礼
お返事ありがとうございます。 大学というのはそういった将来企業などで研究するための基礎を学ぶ場所になるのでしょうか。そうならばBASKETMMさんのおっしゃるとおり、広い視野を持つことも大事になると思います。