- ベストアンサー
電気系学科から燃料電池の研究
まだ、研究室に配属されていないのですが、燃料電池の研究をしたいと考えています。といいますか、電気より化学分野に非常に興味を持ち始めました。私の想像ですが、大学での燃料電池の研究や就職後の燃料電池の開発に携わる仕事の場合、電気系だと燃料電池の電気特性を測る分析業務が主な仕事になると考えています。しかし、燃料電池の材料を作ったり、無機材料を創生する仕事に就きたいと考えています。電気系学科から燃料電池の材料を創生する仕事につけますか。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
実際のところ、電気系学科だからといって、燃料電池の材料系の仕事には絶対つけないというわけでは全然ないはないです。 ただ、おそらく今、3年生ってことだと思いますが、それだったら、普通に、大学院から化学系の研究室に転入したほうがより可能性が高いとは思います。(こちらは、普通に可能です) 大学院入試では、当然、化学の問題が中心になるでしょうから、今のうちから猛勉強してください。
その他の回答 (4)
- rabbit_cat
- ベストアンサー率40% (829/2062)
なんか、予想外にネガティブな回答が多いですが、実際問題、例えば起業の研究部門に属しているいわゆる研究者のうちで、学生時代の専門そのままという方か少数派なのは間違いないです。 それこそ、ピンポイントで「この」研究を一生かけてやりたい、それ以外は絶対にやりたくない、と本気で思うなら、企業ではなく大学等のアカデミックなポストを目指すべきです。 それこそ、企業が人を採用する基準は、専門分野なんではありません。正直、ある程度の常識的な知識があれば、どんな分野であろうと、半年から1年くらいで、世界の最先端に知識としては追い付けます。なにしろ、この世の中、分かってることのほうが圧倒的に少ないですから、だいたい、半年も真面目に勉強すれば、もう巨大な未知の壁にあたってしまいますから。 すごい人かどうかを決めるのは、当たり前の話ですが、現時点で未知の壁まで来ているかどうか(その分野が専門か)ではなくて、未知の壁に当たったときに、それをちょっとでいいから崩せるか、です。 企業の採用基準もまさにこれです。
- tetsumyi
- ベストアンサー率25% (1946/7534)
燃料電池の実用化は企業にとって生き残りを掛けた緊急課題です。 もはや基礎的な研究ではなく実用化のための完成度を高める究極で効率アップ、寿命試験の段階です。 と言うことで化学科出身だからと言うより大学研究室で燃料電池を充分研究して、その製造方法とノウハウを身に付け続けて研究できるような実力を持った人しか研究員として採用しないでしょう。
- Tann3
- ベストアンサー率51% (708/1381)
燃料電池の専門家ではありませんが。 「燃料電池の材料」「無機材料を創生」とのことですが、もしあなたが、燃料電池の「要素技術」「基本技術」に関する相当深い専門技術や特別のアイディアをお持ちでない限り、社会の中で、その道で生きて行くのは難しいと思います。大学で勉強できる程度の技術なら、ほとんど「基本のキ」の範囲を出ない程度だと思いますので。 「燃料電池」に関して言えば、本体だけでなく、その周辺技術がどのような広さ、深さ、熟成レベルにあるか、ということをちょっと高い視野からサーベイしてみたのでしょうか。おそらく、燃料電池関係の今後の大きな仕事は、本体だけでなく、「燃料・水素の安定的な生成・供給・貯蔵を含めた運用サイクル」や、「燃料電池の製造から保守・維持そして廃棄までのライフサイクル」、あるいは適用分野の拡大、といった「安定的・効率的な全体システムの完成」「応用分野に最適化したシステム」といっあたりにあるのではないかと思います。いずれにせよ、「要素技術」よりも「システム」の視点が重要なのではないかと思います。(素人なので外れているかもしれませんが) 特に「工学系」であれば、視野の狭い「燃料電池のことしか知らない」エンジニアよりも、幅広い応用分野を手掛けられるエンジニアの方を、企業としては欲しがると思います。 あまり狭い専門分野にこだわらず、広い視野で自分の極めたい技術と、その社会との係り合いを考えてみてはどうでしょうか。 大学とくに学部で勉強するのは、「技術」や「専門」ではなく、「方法論」「問題解決手法」であり、研究室の専門分野は、そのための一つの「課題」程度に考えた方がよいです。その上で、院に進んでさらに専門を深化させるか、企業に入ってそこで求められる分野でキャリアを積むことを選択すればよいのです。 世間を知らずに、勝手に自分自身の将来を狭めない方がよいと思いますよ。社会の懐は結構深いです。 企業でエンジニアをしていて、訪問する学生さんと話をする機会がある立場からの感想です。
- ninoue
- ベストアンサー率52% (1288/2437)
素人ですが企業側や研究部門側から考えると、かなり厳しいのではないでしょうか。 電気特性測定程度では高専卒等でも十分こなせるでしょうし、物理や化学の知識や実験装置の扱い等を身に付ける迄待つような余裕は最近少なくなってきているようです。 特別なアピールポイント等があれば別でしょうが。 例えば最近の燃料電池関係の開発や業界動向を次等で検索し調べてみて検討してください。 https://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja http://pr.jst.go.jp/pub/bunsoku.html ネガティブな回答になってしまってすみません。 詳しくは燃料電池関係者の回答なり、大学の物理、化学関係者に問い合わせる等して下さい。