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人工元素って無限につくれるの?

元素周期表を見ていると、43番のテクネチウムなどが人工元素だったりします。 こういうのは半減期がとても短いせいで現在の地球では観測できないが、もともとの自然界(宇宙の初期とか)には存在していたそうです。 それを聞いて「人工」とはなるほど実験で確かめただけで自然界にはもともと存在するものだったのだと納得したんですが、 どうやら人工元素は無限につくれると聞いてよくわからなくなりました。 かなり大雑把な要約ですが神様はあの周期表をみて万物を作ったとして、人工元素というのは人間がこの宇宙に生まれなければ未来永劫存在するはずのなかったものを創ったということですか? 物質の源がそんなほいほい作れちゃってもいいんですか? それともそういった人工元素も先ほどのように崩壊が早く確認できないだけで、自然界には存在していたものを実験で確かめているのでしょうか。 どうも原子と元素は違うようで、私は両方を混同している気がするんですが、よくわからなくなってしまいました。出来れば原子と元素についても教えてくれると嬉しいです。よろしくお願いします。

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noname#160321
noname#160321
回答No.1

>原子と元素は違うようで 原子は存在で元素はそいつの名前(種類名)です。 >人工元素も先ほどのように崩壊が早く確認できないだけで、自然界には存在していた 多分そうでしょう。 新星や超新星の中ではたくさん作られるでしょうが、ほとんど1秒もしないうちに開裂すると思われます。 研究者の中にはまだ「マジックナンバー」があって特定の原子番号、原子量を持つ「比較的安定」な元素が先………の方にある「かも」知れないと考えている人もいます。

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  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.2

Tc は超新星で確認されています. 半減期が「とても短い」とは言ってもそれは地質年代と比較するからであって, 例えば 97Tc, 98Tc あたりは半減期で 400万年くらいです. だから, 超新星爆発があったことを確認してから調べても十分間に合います. Pm は 145 で 17年くらいですから, じっと見ていれば確認可能でしょう. At とかはきついな~. 「宇宙の初期にあったか」という話だと, たぶん軽いほうの H (1, 2, 3), He (3, 4), Li (6,7), Be (9), B (10, 11) くらいじゃないでしょうか. 質量数にして 5 と 8 の壁がぶ厚い. 7He なんて, 半減期が 150keV とか書かれてるし. 10He とか 12He とかまでいくと, 中性子が核に閉じ込めきれずに「ポロポロ」とこぼれていくような感じだそうです (「中性子ドリップ」). もちろん急激に中性子をドンドン当てれば極端な中性子過剰核ができるとは思いますがなかなか安定させられないと思います. 理論計算をすると, 中性子星のように「急激に中性子をドンドン当てることができる」状況でも「おなかいっぱい」になって吸収できないこともあるらしいです. ああ, この際中性子星は例外にしておきますね. あれは「全体で 1個の核」といえなくもない.

参考URL:
http://www.nndc.bnl.gov/nudat2/
lugal
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 つまり全ての人工元素、今後生成されるかもしれない新たな人工元素も自然界に存在する(した)ものでしょうか?

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