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中国語の漢字
中国語はよく地域によって かなり発音が異なると言われています でも漢字では地域関係なくわかりあうことができるって ほんとうですか?
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- yanhua
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中国語専門家ではありませんが、経験による知識です。 小学校から発音も漢字も文章も全国統一の標準語(“普通語”と言う)を習います。 文章は標準語地域と同じ漢字を使います。 方言地域の人も少数民族の人も日常は方言や民族語を話します。 一方で、 “方言雑字”と称する方言固有の漢字もいくらかありますし、 部分的に各方言による固有の単語が混入しますし、 また文法的にも各方言による何がしかの差異が見られます。 しかしこれらは決定的問題ではありません。 問題は同じ漢字を読むときに発音が異なることです。 この発音の差異が信じがたいほど大きいので、 他の地域の人は聴き取れないし理解できません。 つまり、会話はチンプンカンプンでも、 文章ならば中国人は意思疎通に困らないのです。 ⇒・人々は日常は方言を話す(北京方言は標準語に近いがやはり方言 の一つ、中国の標準語は北京語と一般に言われますが正確でない)。 ・義務教育を受けた世代は標準語を話せるし聴き取れる素地があ る。 ・義務教育を受けた世代は共通の文章を書けるし理解できる素地がある ・仕事で中央との関係が深い人ほど標準語の読み書きや会話に優れる傾向がある。 ・教育程度の高い人ほど標準語の読み書き会話に優れる傾向があ る。 おまけ: ・標準語を話すことができる中国人は2000年調査で全人口の53%、 農村部では45%、 識字率は2000年国勢調査で91.28%との調査結果もあり。 ・香港や上海で制作した映画を他の地方でTV放映する時は、 普通語の字幕が入っています。 ・1955年 普通語の呼称と内容が確定、 1956年 簡体字(法で制定された簡略化した漢字)が成立、その後改定もあり。 1958年 漢語拼音方案として発音記号の制定、 以降学校教育や軍隊教育に順次導入された。 従って、60歳以上では標準語について教育を受けていない人たち が多い。職業的に必要な場合は自己努力で学んでいるようです。 ・文章のみに関して触れると、中国には歴史的に勉学の土壌があるので、環境の許す範囲で自己研鑽し、高度の知識を身につけている人たちも多い。 これらの人々は学校教育にかかわらず、読み書きに不都合はない。 *いくらかでも疑問は解けましたか。
- yfs
- ベストアンサー率65% (28/43)
その通りです。 地域を問わずに中国では漢字で通用できます。 ただし、教育を受けない人もいるので、年齢によって分からない人もいます。教育さえ受けたことがあれば、どの地域でも同じ漢字で文章を書いたりするので、発音が出来なくて意味が分かります。 現在、中国大陸ではすべて簡体字を用いますが、香港、マカオ、台湾などでは、まだまだ繁体字を用いる地域が多いです。そのような地域では、簡体字で書いて理解できない人もいるでしょう。でも推測できるのはほとんどですので、大した問題はないようです。逆もその通りです。
- nihao33
- ベストアンサー率52% (99/189)
そのようです。 広東語のわからない台湾の友達に香港のサイトについて訊いたことがあるのですが、難なく読めると言っていました。 もちろん口語表現の多い文章だとたまにはわからない単語もあるだろうとは思います。 それは日本の方言も同じでしょう。 日本語でも新聞等の書き言葉はほぼ全国共通ですが、方言の現れやすい口語表現をそのまま文字にしたチャットのようなものだと、たまにわからないこともありますよね? 簡体字については大体わかるそうですが、「従」の簡体字が想像以上に簡略化されているため、台湾人には解読できない人がいるようです。