- ベストアンサー
副助詞の使いわけについての質問2つ
(1)敵を一歩( )前進させない。(Aさえ Bも) (2)字がきれいな( )、文章も上手だ。(Aだけでなく Bばかりでなく) いろいろ資料を調べて考えても、この二問がわかりません。>.< 母語話者でない私がわからない語感によってしかできないかなと悩んでいます。日本語学習者の勘によって、(1)はBのほうがいいかなと思っていますが。でも、理由がわかりません。(2)はどっちかぜんぜん見当がつきません。お分かりになる方、教えていただけないでしょうか。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
参考程度にお読みください。 (1)「も」が正解です。 「さえ」で置き換えることはできませんが、なぜ置き換えられないかの 理由は発見できませんでした。ただ、「[最低限の数量]+も・・・ない」で 「まったく・・・ない」「全然・・・ない」と同じ意味の表現になるので、 この用法を覚えると便利だと思います。 例)友達が1人もいない。中国へ一度も行ったことがない。 (2)「だけでなく」がより良い解答です。 「AだけでなくBも」で「どちらも」という意味の表現です。 「AばかりでなくBも」は、「どちらも」に加えて、 「Aはもちろん(当然)、Bも」という意味を含みます。 「AだけでなくBも」「AばかりでなくBも」は、話し言葉では、 共に「Aだけじゃなく(て)Bも」を良く使います。
その他の回答 (2)
- 1414_2009
- ベストアンサー率0% (0/1)
(1)は#1の回答者様のご意見に同意です。 (2)について。 私もAを採用します。私の日本語感覚では、どちらかというと“だけでなく”はポジティブな意味で、“ばかりでなく”はネガティブな意味に使うものと判断いたします。“ばかりでなく”よりも“ばかりか”の方が口語ではよく用いるのでは? 彼は英語だけでなく、フランス語も流暢に話す。 あろうことか、彼は窓ガラスを割ったばかりか、車も壊してしまった。 私も単なる日本人の大学生なので、専門的なことは言えませんけれどもね。日本語大変お上手でいらっしゃいますね。日本語はこのような、感覚でなければわからないような語がたくさんあると思います、がんばってくださいね。
- bakansky
- ベストアンサー率48% (3502/7245)
とてもむつかしい問いだと思います。 (1) andromedas さんの言われるように、B がふさわしいと思います。その理由を述べるのは、私にはむつかしいことです。なぜ「一歩も」の方がふさわしいと思うのか、というと、ひとつ思い付くのは、「一歩も二歩も」という言い方があって、その言い方と重ね合わせているのかもしれません。「一歩でも二歩でも」の場合もあります。でも、文法的には、「さえ」を用いても、間違いではないようにも思えます。日本人が聞くと、ちょっと違和感があるかもしれませんが、その発言の意図は理解されると思われます。 (2) これは、日本人でも迷うと思います。どちらが間違いとも言いがたい。私の感覚では、A を採用します。口語では、「ばかり」よりも「だけ」の方が、使用頻度は多いように思います。つまり、「だけ」を使う方が、口語としては自然に感じられる度合は高いと思います。 いずれも、日本語の専門家でない私のような者には、説明するのが、困難です。幼い頃から日本語の中で生活していくうちに、自然に身につけた感覚のようでもあります。むしろ、andromedas さんが、「勘」によって、正しい選択をされたことに、驚きを覚えます。