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映画、本、文章の名前に「」か、『』か
日本語を勉強中の中国人です。句読点のことについてお聞きします。映画、本、文章の名前を引用するときに、それぞれどのような句読点をつけるのでしょうか。「」でしょうか。それとも『』でしょうか。 また、質問文に不自然な日本語がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
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>映画、本、文章の名前を引用するときに、それぞれどのような句読点をつけるのでしょうか。「」でしょうか。それとも『』でしょうか。 :どちらでもお好みでお使いになれます。 趣味の問題にすぎません。 ただ、「」は最も一般的ですから、特に強調したい(=目立たせたい)名前(または内容)に関しては『』を使う場合が多いように思われます。 ◇ 差し出がましいとは思いますが、#1さんの補足欄に関してもお答えしておきます。 >「句読点」は文字とおり、「。」、「、」だけ指すのでしょうか。 :そう思います。 >記号を総合的に呼ぶ言葉はないのでしょうか :私の知る限りでは、これもそう思います。 下記 URL から抜粋すると、 「日本語文書の区切り記号としては、丸と点があれば十分」 ということなのでしょう。 http://www.toho-shoten.co.jp/business/gakushu/essey/essey05.html 「!」、「?」に関しては、【符号】と呼びますが、現実的には、 「!」→エクスクラメーションマーク(または、『びっくり記号』、 「?」→クエスションマーク(または『はてな記号』) のように、個別に呼ぶ場合が殆んどです。 >そうだとすれば、次の文を書くときに、○のうちに入れる日本語は何でしょうか。『文章を書くときに、○の使い方に気をつけたいです。』 :今回のご質問に関して言えば、○の部分は「句読点」でしょうね。 他にも気をつけることはありますが、これさえ気をつけていれば大過ない、ということになるでしょう。 因みに、『文章を書くときに【は】、~』と表現したほうがよいでしょう。
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最初のリンクを間違えました http://www.japanlink.co.jp/dtpjiten/manual.html
お礼
はい、承知しました。本当にありがとうございました。
小学校で習うのは「 」の中にさらに「 」を入れたい時に使うのが『 』という説明です。 例: 「この『ヤング向け』ってなに?」 基本はこういう解釈で良いと思います。 それ以外のルールは出版社や筆者、会、同人のローカルルールと思ってよろしいのでは。 なお句点とは 。 読点とは 、 のことでこの両方をさすのが句読点ですから「 」を句読点というのは間違いです。さらにピリオド(.)とコンマ(,)まででしょう。ピリオドとコンマは欧文でなくても役所などの横書きで 、。のかわりに使用するようです。 正式には「文章記号(符号)」と呼ぶようです。 さらに細分するなら「括弧類」ということになるようです。 つまり「 」は文章記号の括弧類の中の「カギカッコ」 『 』は文章記号括弧類の中の「二重カギカッコ」 ということになるようです。 http://www.linelabo.com/punctuation/punc107b.htm なお「文章記号」という意味で一般に「約物」は使われていて意味も通るのですが「約物」は文字以外の活字全般を指すので厳密に言えば記号の事とは限らないと思います。 約物の語源としては「役物」つまり機能部品としての活字を指すと言う説があります。 ハートマーク♪電話の絵等絵文字も約物に入ります。 http://www.dnp.co.jp/shueitai/koneta/koneta_060627.html http://www.linelabo.com/punctuation/punc107b.htm http://www.linelabo.com/punctuation/punc105a.htm ある会でのローカルルール取り決めの一例 http://www.gakkai.ne.jp/jss/bulletin/guide1.php
お礼
ご回答ありがとうございます。小学校で教わった「」と『』の知識を聴かせていただき大変嬉しいです。「文章記号(符号)」という言い方を覚えます。たくさんの参考ページを探していただき、心から感謝いたします。大変参考になりました。本当にありがとうございました。
- hakobulu
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#2です。 今回は難問でした。^^; あくまで個人的な感覚で述べてみます。 うまく説明できていないと思いますがご容赦ください。 可能な限り、専門的知識をお持ちの方にご確認されるか、または、新たな質問で他の方の見解をご参考にされることをお勧めいたします。 >1.>因みに、『文章を書くときに【は】、~』と表現したほうがよいでしょう。 「は」の有無でニュアンスはどのように変わるのでしょうか。 : http://ext.dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/148057/m0u/%E3%81%AB%E3%81%AF/ の(1)にある、 『特にとりたてる気持ちを表す係助詞「は」』 です。 A. 『文章を書くときには、句読点の使い方に気をつけたいです。』 という表現は、 『「文章を書くとき」についてこれから述べますよ』という意図があります。 『主題(話題)の宣言(提供)』に近い意味です。 ですから、 『文章を書くときは、句読点の使い方に気をつけたいです。』 としても全く問題はありません。 いきなり、 『句読点の使い方に気をつけたいです。』 と言うと不自然ですが、 「文章を書くとき(に)は」と主題を宣言しておくと自然な流れになります。 B. 『文章を書くときに、句読点の使い方に気をつけたいです。』 の場合。 [に]は、「時などを指定する助詞」です。 http://ext.dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/146509/m0u/%E3%81%AB/ 「句読点の使い方に気をつけたい」のはどんな時かを、 「文章を書くとき」と指定しているだけです。 主題が宣言されていないため、「文章を書くとき」に注目して欲しい、というニュアンスが薄くなっています。 ですから、 『文章を書くときに、句読点の使い方に気をつけたいです。』 という表現は殆んど使われないと思います。 『文章を書くときに句読点の使い方を間違えると、読みづらくなります。』 などのように使うのは自然です。 この文においては、 「文章を書くとき」に注目してもらいたいのではなく、 「間違えると読みづらくなる」ということが骨子になっているからです。 C. うまく説明できていないかもしれませんので、別の例をあげてみます。 『私は毎日11時に起きる(ア)』 「起きる」という内容を伝えることが骨子です。 [に]で、11時という時間を指定しているだけです。 『私は毎日5時には起きる(イ)』 「5時」に注目して欲しいので、[は]が挿入されています。 この人は「私はとても早起きだ」ということを言いたいわけです。 ですから、(ア)の人が、 『私は毎日11時には起きる』 と言うのは不自然になります。 「そんなに遅く起きるのに[11時]に注目して欲しいの?」 「そんなに遅く起きるのに自慢してどうするの?」 と言われそうです。 (イ)の人が、 『私は毎日5時に起きる』 というのは OK です。 この場合は、早起きを自慢しているわけではない、と受け取られる確率が高くなります。 >2.>差し出がましいとは思いますが、#1さんの補足欄に関してもお答えしておきます。 「とは思います」の「は」がよく理解できません。どういうニュアンスなのでしょうか。 : http://ext.dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/140884/m0u/%E3%81%A8%E3%81%AF/の 『(2)「と」を強めた言い方として用いられる。』 [は]です。 「差し出がましい(と思っていること)」に注目してもらいたいので[は]が加わっています。 「差し出がましいことは重々承知しておりますが」 などといった表現に近いでしょう。 この表現もよく使われます。 「差し出がましいことは十分に理解していますが、どうしても~したい」というニュアンスです。 「差し出がましいと思いますが」 でも全く問題はありません。 ただ、前者よりは、「差し出がましい、と思っている気持ち」が強くは伝わりません。 因みに、 「強く[は]伝わりません」というのは、 「強く」という点に注目して欲しいことになります。 「強く伝わらない」ということを言いたいだけでなく、 「【弱く】は伝わりますが」 という意図が込められています。
お礼
再びありがとうございます。わかりやすく説明していただき、心から感謝いたします。スポットライトのような「は」の役割はよくわかりました。大変参考になりました。ほかの方のご意見も聞かせていただきます。本当にありがとうございました。
- Momongar-Z
- ベストアンサー率39% (71/182)
>記号を総合的に呼ぶ言葉はないのでしょうか マーク、符号など、句読点も含めて「約物」と呼びます。 (出版・印刷関係のサイトに記載がありましたんで、活字からきてると思われます) 一般的な原稿の書き方や章立ての表記、リーダ(‥‥、……)等の使い方も記載はあったはずですが、アドレスがちょっと分からなくなってます。 すみません。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。「約物」をはじめて知りました。辞書で意味を確認しました。私の表したい意味とちょっと違います。範囲がずっと広いですね。文字・数字以外のすべてのマークを指すわけではありません。原稿の書き方や章立ての表記を調べてみます。本当にありがとうございました。
- hakobulu
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#2です。 >映画、本、文章の名前を引用するときに : a. 「名前」ではなく、『タイトル』を引用するときに、 としたほうが自然でしょうね。 b. 本も文章ですから、「>本、文章」は重複した印象を与えます。 また、読点ではなく「・」(中点[なかてん])で区切ったほうが良いでしょう。 「>文章」という語を使われたのは、脚本・論文・演説など一般的に文章と呼ばれるもの全てを含みたい、という意図がおありだったのだと思います。 ただ、聞きたいのが「タイトル」であることさえ明示しておけば、 『映画・小説などのタイトルを引用するときに』 のように、すっきりまとめることができます。 c. 今気がついたのですが、「引用」という場合、他人の【文章の内容の一部】などを自分の文中に用いる場合かと思います。 「映画のセリフから引用する」などのように使うのが一般的でしょう。 ご質問の場合は、引用というよりは、 『映画・小説などのタイトルを(文中に)記述するときに』 などとしたほうが適切かもしれません。
お礼
再びありがとうございます。質問文をご親切に添削していただき心から感謝いたします。中点の使い方をはじめて知りました。大変助かりました。本当にありがとうございました。
- fregrea
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こんにちは。 まず、「」や『』のことを句読点とは言いません。 「」は鉤括弧といい、『』は二重鉤括弧といいます。 さて、質問の件ですが、 映画の題名は鉤括弧「」で括ります。 本・書籍の題名は二重鉤括弧『』で括るのが一般的です。ビジネス・学問のシーンでは常識となっていますが、日常生活では鉤括弧「」でも不自然さはありません。 文章の引用は鉤括弧「」です。ただし、引用中に鉤括弧が出てくるときは、それを二重鉤括弧『』で示します。 質問文中の不自然な日本語は、「」や『』を句読点と読んでいること以外に見当たりません。 ちなみに、句読点とは「、」読点と「。」句点を同時に指すときの熟語です。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。映画、本、文章の名前を引用するときに使うマークがよくわかりました。その基準を心がけます。質問文のほうまだすっきりしていないところがありますが、もう一度教えていただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。
補足
>質問文中の不自然な日本語は、「」や『』を句読点と読んでいること以外に見当たりません。 ちなみに、句読点とは「、」読点と「。」句点を同時に指すときの熟語です。 日本語の場合、『「」』、「『』」、「!」、「?」、「、」、「。」などの記号を総合的に呼ぶ言葉はないのでしょうか。中国語の場合は「標点符号」と言います。「標点符号」で中日辞書で調べたら、「句読点」という日本語が出てきました。「句読点」は文字とおり、「。」、「、」だけ指すのでしょうか。そうだとすれば、次の文を書くときに、○のうちに入れる日本語は何でしょうか。『文章を書くときに、○の使い方に気をつけたいです。』
お礼
早速のご回答ありがとうございます。「」か『』かやはり趣味の問題にすぎないのですね。どちらも見たことがあるので、疑問に思いました。No.1さんの補足欄の質問までご親切に回答していただき心から感謝いたします。日本語の句読点のことはよくわかりました。大変参考になりました。また、「は」について二箇所伺いたいのですが、よろしいでしょうか。よろしくお願いいたします。
補足
1.>因みに、『文章を書くときに【は】、~』と表現したほうがよいでしょう。 「は」の有無でニュアンスはどのように変わるのでしょうか。 2.>差し出がましいとは思いますが、#1さんの補足欄に関してもお答えしておきます。 「とは思います」の「は」がよく理解できません。どういうニュアンスなのでしょうか。