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損益分岐点分析 固定費調整額についての問題

手元の教材に解説が載っておらず理解が出来ずに困っています。 どなたかご教示お願い致します。 ----------------------------------------------- 次の資料にもとづいて下記の設問に答えなさい。 (1)生産販売データ  月初製品   200個  当月完成  1,000個  計     1,200個  月末製品   400個  売上製品   800個  なお月初、月末とも仕掛品はない。 (2)原価データ  費目   月初製品   月末製品   売上製品  変動費 \400,000    \800,000   \1,600,000  固定費 2,400,000   4,800,000    9,600,000  計   2,800,000   5,600,000   11,200,000  変動販売費     @\400  固定販売費   \400,000  固定一般管理費 \2,000,000  製品売価     @\4,000 [設問]  直接原価計算方式による営業利益を全部原価計算方式による 営業利益に調整するための固定費調整額はいくらか。 ----------------------------------------------- [解答]  (+)\2,400,000

みんなの回答

  • ZVH01371
  • ベストアンサー率67% (38/56)
回答No.1

まず、全部原価計算と直接原価計算の違いをよくお分かりでしょうか? 両者は固定製造原価の取り扱いに違いがあるのでしたよね。 全部は固定製造原価をまるで変動費のように一定の基準で期末たな卸し品に配分していきます。 直接は固定製造原価を配分せずに、その期に発生したものすべてを期間費用として一気に損益計算書に持っていくのです。 その結果、全部原価計算と直接原価計算をした場合で損益が異なる場合が出てくるため、制度上全部原価計算が採用されている都合上、直接原価計算を企業が採用した場合、それを調整します。 ○調整方法 実際は直接原価計算をしているので、仮に全部原価計算をしたならばどうなるかを調べなければなりません。そこで期首と期末のたな卸し品のうち固定製造原価に着目します。 もし全部原価計算をしていたならば、期首の固定製造原価が当期の費用となり、当期の発生固定製造原価のうち期末に係る部分は期末たな卸し品に配分されて、当期の費用とはなりません。 すなわち ○直接原価計算の場合の固定製造原価の費用=単に12,000,000(9,600,000+4,800,000-2,400,000当期発生分を差額で求めた) ○全部原価計算の場合の固定製造原価の金額=9,600,000(問題にのっている) つまりこの設問の場合、直接原価計算を採用すると固定費が2,400,000多い事になり、これを全部原価計算の場合に合わせるとすると利益をプラス2,400,000する必要があるのです。 結論 固定費調整額=+2,400,000

sakura_rin
質問者

お礼

詳しいご説明ありがとうございました。 全部原価計算と直接原価計算の違いをよく理解できていなかったようです。 もう一度復習して臨みます。

sakura_rin
質問者

補足

1から勉強し直してみましたが、やはり同じところでつまづいてしまいました。 直接原価計算と全部原価計算の場合の損益計算書を作りながら考えてみましたが、どうもスッキリ納得した答えにたどり着けません。 どなたかそれぞれの損益計算書を例にとって、解説をお願い出来ませんでしょうか。 宜しくお願い致します。

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