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損益分岐点の固定費について
損益分岐点の計算方法で固定費の考え方を「固定費」「販売費」「一般管理費」の合計で考えてもいいのでしょうか。実際、弊社はこの計算方法でないと分岐点が非常に低い売上高となり、実際の営業利益と乖離するのですが・・・。
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損益分岐点分析は、全部原価計算ではなく直接原価計算を前提とする管理会計手法です。 営業収益(売上高)に対応する営業費用として、 ・売上原価 ・販売費 ・一般管理費 があります。 しかし、これらはいずれも「全部原価計算」という計算概念に基づく分類です。 一方、「直接原価計算」概念に基づくなら、営業費用は ・変動費(操業度に比例する営業費用) ・固定費(変動費を除く営業費用) に分類されます。 ですから、 >損益分岐点の計算方法で固定費の考え方を「固定費」「販売費」「一般管理費」の合計で考えてもいいのでしょうか。 このご質問は、「直接原価計算」を前提とする管理会計手法である損益分岐点分析に、販売費、一般管理費という「全部原価計算」概念を持ちんでいるので、正しい回答を得られないはずです。販売費と一般管理費の一部にも変動費に該当するものが含まれているからです。 ですから御社においても、販売費と一般管理費を分解して固定費と変動費に区分し直して下さい。そうすれば正しい損益分岐点分析をすることができます。 ※売上原価は、すべてが変動費です。
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- hinode11
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#4です。一か所訂正です。 【誤】 営業収益(売上高)-変動利益=限界利益 【正】 営業収益(売上高)-変動費=限界利益
お礼
回答ありがとうございました。アドバイスを活用したいと思います。
- hinode11
- ベストアンサー率55% (2062/3741)
#1です。 直接原価計算では、 営業収益(売上高)-変動利益=限界利益 限界利益-固定費=営業利益 です。この営業利益は、全部原価計算の営業利益と一致します。
- wret615
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売上原価だけで損益分岐点出すんは売上総利益と対比させたいとき。営業利益との対比で損益分岐点出したいなら、そら販管費加えないといかんで。 販管費の中にも売上の増減とだいたい同じに増減するものあるから、それ除いてやるとええ。ただ金額小さそうならそのままでもええと思うわ。
お礼
回答ありがとうございます。『売上原価だけで損益分岐点出すんは売上総利益と対比させたいとき。営業利益との対比で損益分岐点出したいなら、そら販管費加えないといかんで』・・・そうですよねぇ~。すっきりしました。
- tosiro
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No.1の回答をよく読んで欲しいのですが、おおざっぱな理解で 「販売費」「一般管理費」は、ほぼ全て固定費としても良いと思います。 教科書的な正解ではありませんがね。
お礼
回答ありがとうございます。この「おおざっぱな理解」表現はわかりやすいです。
お礼
早々の回答ありがとうございます。なるほど・・・直接・全部原価計算があるのですね。そうなると論点がずれますよねぇ。「直接原価計算」概念で損益分岐点を算出すると、確かに営業利益の数字ではなく売上総利益に相当される数字は出ますが、営業利益の数字の概念となるとおおまかにはこの販管費を固定費扱いとしてもいいですよね?商品の原価を出すときに変動費にこの販管費も合算して算出した経緯があるもので・・・・。