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伝統宗教の開祖って精神病患者?

メンタルへルスのカテゴリーに投稿すべきか迷いましたが、あちらでは少し配慮に欠ける質問かなと思ったのでこちらに… 伝統宗教の開祖、あるいは中興の祖の方々は、自分は神の子だの預言者だのと言ってみたり、長く一人で閉じこもって「悟りを開」いたり…逸話が事実だとすると現代人の常識的に考えれば誇大妄想症などの精神疾患(あるいは人格障害)の症状だと思うのですが、これまでそういった議論はなされていないのでしょうか?タブーになっているのでしょうか。分かってるけどあえて触れないということなのでしょうか。 (もちろん新興宗教の開祖も似たようなものですが今回は置いておきます) 歴史的見地から、またできれば医学的見地からのご教授を希望します。 ※人格障害という概念が極めて曖昧で、ある意味いい加減なものであることは知っています。

みんなの回答

noname#94392
noname#94392
回答No.3

No.2の補足です。 精神疾患というのと気質とは違います。  疾患というのは明確な病気です。うつ状態とうつ病は違います。 躁病と躁気質も違います。ましてや患者と書いておられるので、明確な疾患と診断されたひとという意味なのではないですか?  宗教者が啓示をうけることと妄想とは違います。  自分の周りで死が体験できなくなり(病院での死)、死から宗教への扉が開かなくなった現代という暗闇に暮らしていることを感じませんか?、自分はなにものか?自分の人生はどこからきて、どこに向かっていくとか考えませんか?まったく人間の存在は物理的に生滅を繰り返すだけですか?なぜ、今の時代に生まれてきてのかとか、いろんなことで人間は悩むとき、やはり宗教に教えてもらいたいと思います。できれば新興宗教では伝統的な宗教のほうが頼りになりそうです。  歎異抄など読んでみてください。神がかりなことは何も書いてありません。称名念仏に邁進し、だまされたとしても法然上人に地獄までもついていくとけなげなもんです。手塚治虫の「ブッダ」でもいいですよ。

bond-1386
質問者

お礼

>精神疾患というのと気質とは違います。 >明確な疾患と診断されたひとという意味なのではないですか? おっしゃる通りです。当然お釈迦様や親鸞上人の時代に現代的な意味での精神科医はいませんから、何度もしつこいですがあくまで現代ならそう(明確な疾患と)診断されるのではなかろうかという意味です。ちなみに病名は伏せますが私も明確な疾患と診断されていますよ。精神疾患を何かとんでもないものと思っておられませんか? >宗教者が啓示をうけることと妄想とは違います。 これは神学論争になりますので深入りを避けます(汗)。

noname#94392
noname#94392
回答No.2

 どの宗教の誰れを指しておられるか、はっきりしませんので、回答しにくいと思います。  釈迦は激しい修行の中で諸行無常を悟り、修行するより教えを広めていくことを悟るのですが、特に精神異常とは思われません。  親鸞にしても比叡山で厳しい修行もしていますが、最後は太子堂で悟りを開き、宗教を大衆に広める道を見つけ山をおります。  比叡山の千日回峰が終了した後の7日間の不眠の行を経験した人のはなしでは最後にはなにか恍惚感を感じるらしいのですが、神がかったというよりも、ある種の臨死体験で感じる光ではないかと述べている人もいます。  現代でも黙座瞑想のなかに癒しを求めるひとは沢山いますよ。  なお、酒井シズ「病が語る日本史」(講談社)を読まれたら、感染症(天然痘、マラリア、コレラ、結核、ツツガムシ病、フィラリア症、寄生虫、インフルエンザ、ペスト、赤痢、梅毒など)で多くの人が命をなくす時代に暮らしていれば、宗教に救いを求めるのは自然なことであることが理解されるはずです。なにしろ1771年から1870年までの百年間の平均寿命が男27.8歳、女28.6歳だったのですから。

bond-1386
質問者

お礼

ありがとうございます。私の質問文自体が誤解を招きかねないものでしたが、宗教者を貶そうという意図は毛頭ありません。現代医学の視点で精神疾患だったと判断されようが彼らの評価に何ら影響を与えないと思っています…が、ご回答をやはりそんな綺麗事ではすまないのかなあと思いました。 ご賢察の通りお釈迦様や親鸞上人も念頭においた質問でしたが、ご回答の文にある二人の事実を読むだけで、やはり精神疾患の症状をきたしたと考えるのが自然に思えてしまいます。しつこいですが現代人の視点としてです。 私自身が一種の精神疾患を患っているので、精神疾患の捉え方が違うのかもしれません。いわゆる狂人という意味を言いたいのではありません。 >~命をなくす時代に暮らしていれば、宗教に救いを求めるのは自然なことであることが理解されるはずです 全くおっしゃる通りです。同時に、そういう時代には(しつこいですが現代の視点で)精神疾患の方が非常に多かったんだと思います。20世紀においても、戦乱の続いたアフガニスタンだったか、一時期国民の9割がうつ病と言われていたそうです。

bond-1386
質問者

補足

お礼の3行目、ご回答を「読むと」やはり~  です。

noname#160321
noname#160321
回答No.1

医学的には良く知られていることですが、「てんかん」患者の方は「神(?)との接触」体験をすることが多いのです。 「脳の中の幽霊」 http://www.amazon.co.jp/%E8%84%B3%E3%81%AE%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%AE%E5%B9%BD%E9%9C%8A-%E8%A7%92%E5%B7%9D21%E4%B8%96%E7%B4%80%E5%8F%A2%E6%9B%B8-V-S-%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%B3/dp/4047913200 ラマチャンドラ博士は脳の実験科学の第一人者です。

bond-1386
質問者

お礼

ありがとうございます。現代で神と接触したと言ったら宗教よりまず医学の出番になりますよね。 ご紹介くださった本また読んでみたいと思います。

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