煩悩を殺せば、幸せになれないと思います。
煩悩を殺せば、幸せになれないと思います。
西洋の哲学や仏教に比べても、大変評価の高い仏教では煩悩を滅することで幸せになれる説いています。
生きていることは苦しいことです。
・ほしいもの手に入らない苦しみ
〈金、名誉、恋人、美醜〉
これらは限られたラッキーな勝ち組の人しか手に入れられません。
負け組の人は嫉妬、殺人、反社会的な思想を生みます。もしくは鬱、自殺などにもつながります。
全員がナンバー1を目指すような風潮になれば、なれぬ者は不幸だという定義になるでしょう。戦争や拝金などもなくならないでしょう。
しかし、人間が最もエネルギーを発揮できるのは二通りあると思ってます。
好きな異性を獲得するために働く力、他人や社会への憎しみを抱き復習に燃えるときの力。
これらは肉体が精神を超えると思います。
好きな人を獲得するために頑張る。。。
あいつに負けた仇をとるために頑張る。。。
これらが原動力になればものすごいエネルギーが発生すると思いますがこれって煩悩ですよね?
こういう感情が生まれたとき、それを殺すのは非常にもったいない気がします。
「怒りを抑えなければ幸せにはなれない。金や名誉などほしい物を得る得て、セックスなどの快楽を解放しても幸せにはなれない」という考えは違うと思います。
今まで、僕は失恋もたくさんしました。
自分よりも出来る男に好きな人を奪われたときは本当に辛かった。
サッカーのレギュラーをはずされた時、試合に負けたときは辛かった。
そのときの辛い思いをし、エネルギーを爆発させようと思いましたが「それでは幸せになれない。怒りを消し去る」こと続けてきました。
じゃあ、よく部活のコーチが「悔しかったら死ぬ気で這い上がれ!!!」と生徒を煽りますが、こういう思想があるからこそ、拝金や戦争がなくならないのでは???
煩悩は殺すべきか否か、どでしょう???
人間が最もエネルギーを発揮できるのが上記のような場合だということがわかれば、政治などの過酷な競争を勝ちぬいた人たちが、汚い人たちが多いということがわかります。全員ではないんでしょうが。。