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真空成形時のドローダウンについて
プラスチックの真空成形時に熱をかけてドローダウンをさせますが、一度軟らかくなった樹脂がそのまま熱をかけているとある瞬間から逆にピンっと張るようになります。なぜそうなるのでしょうか?? 張った瞬間を確認してからに金型に押し込むと教わりました。
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真空成形との事ですので、加工される樹脂は主に軟質PVC,HIPS,ABSでその他にPP,PAN,HDPE,PC等とそれらの複合フィルムとなります。 いずれも熱可塑性樹脂ですので、硬化のためでは有りません。 樹脂フイルムやプレートが軟化点以上に加熱されると、樹脂分子の熱運動が激しくなり、熱収縮を起こすために枠にピンと 張った状態になると考えられます。 さらに加熱されると、フィルムやプレートは柔らかく成りすぎ枠から垂れ下がります。 適度に柔らかくなり、熱収縮力が働き、まだ垂れ下がらない状態を金型に押し込むタイミングの目安としているのでしょう。
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- elpkc
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回答No.1
熱硬化性のためだと思われます。